ヘンプ・オイルとは? わかりやすく解説

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ヘンプ・オイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/11 05:57 UTC 版)

ヘンプ・オイル (hemp oil) は、ヘンプ(麻)の種子からとれる油脂である。麻実油、大麻油とも[1]。種子の重量に対して25%から30%がオイルとして抽出できる。精製されていないヘンプ・オイルは通常、よく熟れたイネ科植物のようなライトグリーン色をしているが[1]、精製されるとほとんど透明色になる。


  1. ^ 本来、大麻種子にはTHCは全く含まれていない。そのため食用の種子は大麻取締法で規制されていない。収穫時に葉などが混合してしまうと、THCが含まれる可能性がでてくるが、問題になる量が含まれることはほとんどなく、検査によってそのような製品が流通することはない。また、そもそもTHCをほとんど生産しない産業用の大麻品種を栽培する場合が多い。
  1. ^ a b c d 橋本哲太郎『化学大辞典』1、化学大辞典編集委員会(編)、共立、1981年10月、縮刷版第26版、56頁。


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