プラキシノスコープとは? わかりやすく解説

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プラキシノスコープ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/22 21:38 UTC 版)

プラキシノスコープ: Praxinoscope)は、回転のぞき絵(ゾートロープ)の進化したアニメーション機器の一種である。1877年、フランスエミール・レイノーが発明した。ゾートロープと同様、円筒の内側に少しずつ変化する絵を並べて描き、円筒を回転させる。ゾートロープが円筒に開けられたスリットから反対側の内側をのぞく形式だったのに対して、プラキシノスコープは回転軸を鏡で囲い、その鏡に反射して映る絵を見る形態であった。円筒を回転させると、鏡に映る絵が次々に入れ替わり、あたかも動いているかのように見える。ゾートロープに比較すると像が明るく歪みが小さい。




「プラキシノスコープ」の続きの解説一覧

プラキシノスコープ(1877年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 21:25 UTC 版)

アニメーションの歴史」の記事における「プラキシノスコープ(1877年)」の解説

フランス発明者シャルル・エミール・レイノー1876年にプラキシノスコープを開発し1877年特許取得した。 それはゾエトロープ似ているが、シリンダースリット代わりにシリンダー中心周り均等に配置され12個の長方形ミラー持っている。各ミラーは、円筒内壁対向して配置され画像ストリップ別の画像反射する。プラキシノスコープを回転させると、順次画像1枚ずつ表示され流暢なアニメーション得られる。プラキシノスコープは、ゾエトロープ比較して動画像をはっきりと見えるようにした。1879年レイノーPraxinoscope Théâtreを含むようにゾエトロープ特許改訂した。これは、ペッパーズ・ゴースト効果利用してアニメーション化され人物交換可能な背景表示したその後の改良には、背景投影までアニメーション投影するためにダブルマジックランタン(double magic lantern)を使用した "Praxinoscope à projection"(1882年販売)が含まれていた。

※この「プラキシノスコープ(1877年)」の解説は、「アニメーションの歴史」の解説の一部です。
「プラキシノスコープ(1877年)」を含む「アニメーションの歴史」の記事については、「アニメーションの歴史」の概要を参照ください。

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