プタハ(プタハとハトホル)神殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:05 UTC 版)
「カルナック神殿」の記事における「プタハ(プタハとハトホル)神殿」の解説
メンフイスの創造神プタハの小神殿は、アメン主神殿の北側、モンチュの神域に近い神域壁のすぐ内側にある。建物は中王国初期の神殿の場所に、トトメス3世によって建てられた。建造物はその後、第25王朝のシャバカ(紀元前716-702年)およびプトレマイオス朝の時代からローマ支配時代に修復・拡張され、年代が異なる5つの門がある。小列柱室の正面に3つの祠堂があり、2つはプタハに捧げられたもので中央の祠堂にプタハ像があるが、ハトホルに捧げられていた3つ目の南端の祠堂には、今日、プタハの妻神セクメト(セフメト)の黒色花崗岩の立像が安置されている。
※この「プタハ(プタハとハトホル)神殿」の解説は、「カルナック神殿」の解説の一部です。
「プタハ(プタハとハトホル)神殿」を含む「カルナック神殿」の記事については、「カルナック神殿」の概要を参照ください。
- プタハ神殿のページへのリンク