ブルカン・カルドゥン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/27 16:11 UTC 版)
ブルカン・カルドゥン(モンゴル語:ᠪᠤᠷᠬᠠᠨ ᠬᠠᠯᠳᠤᠨ Burqan qaldun 、現代モンゴル語:Бурхан Халдун ボルハン・ハルドン、ブルカン山、ブルカン岳、ブルカン嶽とも)はモンゴル国ヘンティー県にあるヘンティー山脈の山。『元朝秘史』では不児中罕 中合勒敦 Burqan Qaldun 、『集史』でも بورقان قالدون Būrqān Qāldūn と書かれる。モンゴル族発祥の聖地であり、シャーマニズムの伝統に基づいた山岳信仰の対象となる4つの聖なる山の1つで、チンギス・カンの故郷にして墓所であるともいわれて神聖視される。15世紀後半の仏教の導入により山岳信仰の伝統は衰退したが、1990年代以降にシャーマニズムの儀式が復活して、川の沿岸または3つのオボーの周辺で仏教と融合した儀式が行われるようになった[1]。
- 1 ブルカン・カルドゥンとは
- 2 ブルカン・カルドゥンの概要
- 3 引用・脚注
固有名詞の分類
アジアの山 | ガッシャーブルムII峰 ガッシャーブルムI峰 ブルカン・カルドゥン マカルー アララト山 |
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