フロイラインカップとは？わかりやすく解説

フロイラインカップは、ホッカイドウ競馬が施行している競馬の重賞競走（平地競走）である。

概要

2002年にサラブレッド系3歳牝馬限定の重賞競走として新設。ホッカイドウ競馬のグレードではH3に格付けされている。

2008年までは札幌競馬場と旭川競馬場で開催されてきたが、2009年より門別競馬場に変更された。2010年をもって一旦廃止された^[1]。

スタリオンシリーズ競走に指定されており、2010年はステイゴールドの種付権が副賞として贈られた。また地方交流競走にも指定され、地方他地区所属馬も出走が可能であった。

廃止から14年後の2024年2月16日に発表されたホッカイドウ競馬の開催日程において、3歳牝馬競走の充実を図る目的で本競走が復刻されることになり、施行距離はダート1700m、1着賞金は500万円である。なお、回次は2010年から引き継がれ、2024年は「第10回」となる^[2]^[3]。

回数	施行日	開催地	距離	頭数	優勝馬	性齢	所属	タイム	優勝騎手	管理調教師
第1回	2002年 6月6日	札幌	1700m	11頭	オリガミ	牝3	北海道	1:50.1	佐々木国明	若松平
第2回	2003年 6月5日	札幌	1700m	14頭	ウィナーズキャロル	牝3	北海道	1:51.7	宮崎光行	村上正和
第3回	2004年 6月3日	札幌	1700m	7頭	ユミコトヨーコ	牝3	北海道	1:49.4	千葉津代士	田部和則
第4回	2005年 6月30日	札幌	1700m	13頭	タケノマーキュリ	牝3	北海道	1:52.8	服部茂史	角川秀樹
第5回	2006年 6月28日	札幌	1700m	10頭	アヤパン	牝3	北海道	1:48.7	山口竜一	角川秀樹
第6回	2007年6月28日	旭川	1500m	11頭	ティンバーランド	牝3	北海道	1:39.6	馬渕繁治	田中正三
第7回	2008年 6月26日	旭川	1500m	8頭	ディアダンサー	牝3	北海道	1:39.7	服部茂史	谷口常信
第8回	2009年 6月25日	門別	1200m	15頭	ベレンバン	牝3	北海道	1:13.6	山口竜一	林和弘
第9回	2010年 6月24日	門別	1200m	9頭	クラキンコ	牝3	北海道	1:11.5	小国博行	堂山芳則

表話編歴ホッカイドウ競馬の重賞競走 - 2024年度
ダートグレード競走	北海道スプリントカップ（JpnIII、3歳）ブリーダーズゴールドカップ（JpnIII、3歳以上牝馬）エーデルワイス賞（JpnIII、2歳牝馬） JBC2歳優駿（JpnIII、2歳）
H1競走	ネクストスター北日本（3歳）北海優駿（3歳）ネクストスター門別（2歳）サンライズカップ（2歳）道営スプリント（3歳以上）道営記念（3歳以上）
H2競走	コスモバルク記念（3歳以上）北斗盃（3歳）ヒダカソウカップ（3歳以上牝馬）赤レンガ記念（3歳以上）栄冠賞（2歳）グランシャリオ門別スプリント（3歳以上）ノースクイーンカップ（3歳以上牝馬）ブリーダーズゴールドジュニアカップ（2歳）王冠賞（3歳）旭岳賞（3歳以上）ウポポイオータムスプリント（3歳以上）ブロッサムカップ（2歳牝馬）瑞穂賞（3歳以上）
H3競走	フロイラインスプリント（3歳牝馬）フロイラインカップ（3歳牝馬）エトワール賞（3歳以上）ポラリスサマースプリント（3歳以上）フルールカップ（2歳牝馬）サッポロクラシックカップ（2歳）フローラルカップ（2歳牝馬）星雲賞（3歳）リリーカップ（2歳牝馬）グランシャリオクイーンズ（3歳以上牝馬）