フェンダー・テレキャスターとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 機器 > 音響機器 > ギターの機種 > フェンダー・テレキャスターの意味・解説 

フェンダー・テレキャスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/07 14:39 UTC 版)

テレキャスターTelecaster)は、フェンダーの創業者、レオ・フェンダーが開発したエレクトリック・ギター


注釈

  1. ^ ただし、これらは以前より存在した工法であり、テレキャスターが初めてと言うわけではない。
  2. ^ リアピックアップ自体にカバーはないが、ブリッジ部にとりつけるブリッジカバーが存在する。当初はカバーを装着されて販売されていたが、現在は付属しない状態がスタンダードになっている。これはギターを弾けないレオ・フェンダーがブリッジ・ミュートの奏法を知らなかったので、ブリッジに手を置く際に弦をミュートされては困ると考えたという説、またはネジなどを含む調整機構は見えないように隠すべきという美意識からという説がある。
  3. ^ ブリッジカバーはスティール・ギターの影響から装着されたとも考えられている。
  4. ^ ただし、テレキャスターの回路は時期によって変遷があり、全てのテレキャスターのフロントピックアップがパワー不足傾向というわけではない。またアルバート・コリンズとキース・リチャーズはフロントピックアップを使用しないので、ハムバッカーに交換するのは外見的な理由と考えられる。
  5. ^ ただし、音質は構造、組み込みの精度、塗装、パーツや木材の質、そして設計思想などが複雑に絡み合って作り出されるものであり、同じスペックでも出音は大きく異なる。特に初期にボディ材に使用されたアッシュ材は、個体により重さや音性特質は大きく異なる。例として、60年代以降は音が硬質な傾向があり、50年代のオールドは太い音がするという見解がある。
  6. ^ エスクワイヤーの名称は、後にテレキャスターのシングルピックアップ・モデルの名称として残っていく。
  7. ^ 但し発表年や発売年、プロトタイプの内容など開発当初の事項については関係者の発言等に違いがみられる以前には、レオの発言から1948年に発売されたことになっていた。
  8. ^ 伝統的なテレキャスターのブリッジは3分割のサドルである。これはストラトキャスターやレスポール・モデルに比べるとオクターブ・ピッチが合いづらいので、改造用の6連サドルのブリッジも広く普及している。
  9. ^ エスクワイアのプロトタイプは両側3連のペグだった。またストラトキャスターのラージヘッドはビグスビーのヘッドに酷似している。

出典

  1. ^ 『ギター・マガジン』1991年2月号18-19ページ
  2. ^ Genealogía de la Guitarra Archived 2008年4月10日, at the Wayback Machine.
  3. ^ Fender×JOE STRUMMER”. fender.jp. 2008年1月19日閲覧。


「フェンダー・テレキャスター」の続きの解説一覧

フェンダー・テレキャスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 09:08 UTC 版)

ポール・マッカートニー」の記事における「フェンダー・テレキャスター」の解説

1968年製、サンバースト左利き用。ファーストソロアルバム『マッカートニー』の録音等使用された他、ウィングス時代にたびたび使用。のちにブリッジフロイドローズ交換し、センターピックアップを増設するなどのカスタマイズ施されている。カスタマイズ後の姿は『プレス・トゥ・プレイリリース前後映像や、アーカイブシリーズの『マッカートニーデラックスエディションブックレット等で確認可能。

※この「フェンダー・テレキャスター」の解説は、「ポール・マッカートニー」の解説の一部です。
「フェンダー・テレキャスター」を含む「ポール・マッカートニー」の記事については、「ポール・マッカートニー」の概要を参照ください。


フェンダー・テレキャスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:42 UTC 版)

デヴィッド・ギルモア」の記事における「フェンダー・テレキャスター」の解説

フェンダー・テレキャスター・カスタム…主に1974年1977年ツアー時に使用した。スラブローズウッド指板ボディカラーサンバースト当初はフロントピックアップがハムバッキングタイプだったが、シングルコイルタイプに換装された。

※この「フェンダー・テレキャスター」の解説は、「デヴィッド・ギルモア」の解説の一部です。
「フェンダー・テレキャスター」を含む「デヴィッド・ギルモア」の記事については、「デヴィッド・ギルモア」の概要を参照ください。


フェンダー・テレキャスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 14:21 UTC 版)

ピート・タウンゼント」の記事における「フェンダー・テレキャスター」の解説

1980年代メイン使用シェクター製のものも並行して使用しており、ライブ・エイドではシェクター使用した1960年代にも使用していたことがある

※この「フェンダー・テレキャスター」の解説は、「ピート・タウンゼント」の解説の一部です。
「フェンダー・テレキャスター」を含む「ピート・タウンゼント」の記事については、「ピート・タウンゼント」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「フェンダー・テレキャスター」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フェンダー・テレキャスター」の関連用語

フェンダー・テレキャスターのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フェンダー・テレキャスターのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフェンダー・テレキャスター (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのポール・マッカートニー (改訂履歴)、デヴィッド・ギルモア (改訂履歴)、ピート・タウンゼント (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS