フェルグソン石(Fergusonite-(Y))
福島県伊達郡川俣町水晶山
YNbO4 画像の幅約5mm
画像中央に写っている先の尖った4角柱状の結晶がフェルグソン石です。
この産地の標本は、黒雲母から褐色の長石に向かってフェルグソン石の
結晶が伸びているのが特徴です。
フェルグソン石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 06:42 UTC 版)
フェルグソン石 (Fergusonite) はさまざまな希土類元素を含む複酸化鉱物である。組成式は (Y,RE)NbO4で表される。ここで RE はイットリウム (Y) と固溶した希土類元素である。通常はイットリウムが支配的なイットリウムフェルグソン石であるが、セリウム (Ce) やネオジム (Nd) が卓越する場合があり、それぞれセリウムフェルグソン石、ネオジムフェルグソン石と呼ばれる。他の希土類元素の含量はやや少なく、時にニオブ (Nb) の一部がタンタル (Ta) で置き換えられていることもある。
- 1 フェルグソン石とは
- 2 フェルグソン石の概要
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