ファンカーゴ
英語のfun(楽しい)とcargo(積み荷)を合成してネーミングした。1999年8月、プラッツと同時に発表、発売した。ヴィッツをペースとするワゴンタイプ車。このクルマができたことにより、ハッチバックのヴィッツ、セダンのプラッツ、そしてファンカーゴと、ひとつのベースで3種のカテゴリーのクルマが完成したことになる。
ホイールベースはヴィッツ、プラッツよりも130mm長い2500mmで、これは積み荷スペースを十分得るための策。全長もヴィッツより250mm長い3860mmとした。エンジンはFF用が1.3Lと1.5Lで、4WD車は1.5Lだけ。シートアレンジに工夫があり、後席の中央部は外すことができるほか、リヤシート全体を床下に格納してカーゴスペースを拡大する、いわゆるリトラクタブル機構に特徴があった。
2000年8月に、1年めの小変更を行った。装備充実が主で、運転席アームレスト、電動格納式リモコンカラードドアミラー、ウォッシャー連動時間調整式間欠フロントワイパーを新たに追加した。エンジンでは1.3Lに加え1.5Lも12年基準排出ガス25%低減レベルを達成した。
2002年8月、マイナーチェンジ。フロントグリル、ヘッドランプlリヤコンビネーションランプなどの変更を行うと同時に、新外板色を追加した。また、XとGグレードの前席にベンチシートを採用したペアベンチバージョン、後席に6:4分割可倒式タンブルシート(4WD車は可倒だけ)を付けたリヤリビングバージョンを追加設定した。
トヨタ・ファンカーゴ
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