ピアノ協奏曲断章ヘ短調
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/16 19:13 UTC 版)
「ピアノ協奏曲 (クララ・シューマン)」の記事における「ピアノ協奏曲断章ヘ短調」の解説
1847年に作曲され、ロベルトの誕生日(6月7日)のプレゼントとして贈られたが、この年のクララは長男エミールを亡くしたばかりで、ロベルトの体調も悪化しているさなかに作曲されたこともあって176小節までのスケッチに終わった。オーケストレーションも一部のみである。 1990年にヨーゼフ・デ・ベーンホウェル(Jozef de Beenhouwer)が補筆及びオーケストレーションして完成させ、1994年に出版された。ロベルトの協奏曲などを参考にして2管編成(ホルン2、トランペット2、弦楽合奏)となっており、ブライトコプフ・ウント・ヘルテルから出版されている。ヘ短調、4分の3拍子(速度指定はない)で、演奏時間は補筆版で約13分。
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