ヒップ・ドロップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/28 09:29 UTC 版)
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ヒップ・ドロップ(Hip Drop)は、プロレス技の一種である。ヒップ・プレス(Hip Press)とも呼ばれる。日本名は尻落とし(しりおとし)、臀部落とし(でんぶおとし)。
概要
仰向けになった相手の顔の方を向いた状態で相手の胴体や顔を両足で跨いで、その状態から尻餅をつくように倒れ込み、相手の腹や胸の上に尻から着地して押し潰す。ヒップ・ドロップを決めた状態で相手をピンフォールするホールド式もある。また、相手を表裏逆(うつぶせ)の状態で決めることもある。
応用技として、応用技として大きくジャンプしながら仕掛けるジャンピング式、助走をつけてジャンプしながら仕掛けるランニング式、コーナー最上段からジャンプして仕掛けるダイビング式がある。
主な使用者
※五十音順
- アンドレ・ザ・ジャイアント - ジャンプしないで尻餅をつくような形で仕掛ける。
- 入江茂弘 - ランニング式をテディベアの名称で使用。
- サンダー杉山 - ジャンピング式を雷電ドロップの名称で使用[1]。
- 下野佐和子 - 杉山にあやかって雷電ドロップの名称で使用。
- シュガー佐藤 - ジャンピング式を雷電の名称で使用。
- ジョン・テンタ - ランニング式をアースクェイク・スプラッシュの名称で使用[2]。
- バイパー
- 浜亮太 - ハマ・ケツの名称で使用。
- ペッパー・ゴメス - ダイビング式をメキシカン・ドロップの名称で使用[3]。
- ブラソ・デ・プラタ
- マイク・ショー
- 森嶋猛
- 吉江豊
派生技
- ヒップ・アタック
- ヒップ・バットとも呼ばれる。相手に背を向けるように体を捻りながら臀部を後ろに突き出して相手の顔や胸に自身の臀部の尾てい骨部分を叩きつける。
- 応用技として助走してジャンプしながら仕掛けるジャンピング式、コーナー最上段からジャンプして仕掛けるダイビング式がある。
- バンザイ・ドロップ
- ヨコズナのオリジナル技[4]。仰向けになった相手をコーナー近くに引きずってリングに背を向けながらコーナーのトップロープを両手で掴み、セカンドロープに登って反動をつけて後ろに跳び退くようにジャンプして相手の胸板の上に尻から着地して押し潰す。
- バーミヤン・スタンプ
- つぼ原人のオリジナル技。仰向けになった相手の体に向かって助走して相手側についたところで急停止して相手の頭を両足で跨いで自身の体をしゃがみ込ませて相手の顔面に尻を押しつけてフォールを奪う。
- おばっちドロップ
- おばっち飯塚のオリジナル技。仰向けになった相手の足側に立って相手の右足を左手で左足を右手で掴み、相手の両足を開かせて相手の股の間を通り抜けるように体をジャンプさせて相手の胸板の上に尻から着地して押し潰す。
脚注
- ^ “サンダー杉山の雷電ドロップ”. 昭和プロレス研究室. 2018年9月11日閲覧。
- ^ “Earthquake”. Cagematch.net. 2018年9月10日閲覧。
- ^ “Pepper Gomez”. Online World of Wrestling. 2017年3月1日閲覧。
- ^ “Yokozuna”. WWE.com. 2017年3月10日閲覧。
ヒップ・ドロップ(ヒップ・プレス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 15:34 UTC 版)
「アンドレ・ザ・ジャイアント」の記事における「ヒップ・ドロップ(ヒップ・プレス)」の解説
ヒップドロップといえば繋ぎ技として扱われることが多いが、プロレス界においても突出した巨躯を誇ったアンドレが放つそれは、充分にフィニッシュ・ホールドとして通用する破壊力を持っていた。この体勢からフォールを狙う場合も多い。相手がタフかどうかで飛ぶ高さを決めており、高く飛んだ相手はタフさを認めたものだとアンドレは語っている。
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ヒップドロップ
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ヒップドロップ
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『マイティ』と『タフ』で使用可能。こちらもジャンプ中に出せる技で、ヒットすればダウンを奪える。
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