バントシフト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:32 UTC 版)
犠牲バントが予想される場合は一塁手および三塁手が打者寄りに守るなどの対応がとられる。また、打者にプレッシャーをかけたい場合や、どうしても進塁を阻止したい場合には、投球にタイミングを合わせて内野手が移動するシフトがとられることもある。その代表的なものが走者が二塁にいる場合に行われるブルドッグと呼ばれるもので、一塁手、三塁手は投球にあわせて前進し、二塁手は一塁へ、遊撃手は三塁へベースカバーに入る。一二塁間および三遊間が大きく空くため、このシフトはバスターやプッシュバントに弱くリスクをともなう。また、牽制球の可能性がほぼなくなるため走者は大きくリードをとることができるが、守備側はこれを逆手にとり、あえて牽制を行ったりピッチアウトして捕手からの牽制を行ったりする場合もある(ピックオフプレーの一種)。
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