バリトン・ホーンとは? わかりやすく解説

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バリトン・ホーン(アメリカ)(baritone horn)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 16:39 UTC 版)

ユーフォニアム」の記事における「バリトン・ホーン(アメリカ)(baritone horn)」の解説

かつてのアメリカでは南北戦争の頃に用いられ初期サクソルン代わり現在のユーフォニアムよりも若干管径が細い楽器開発された。この楽器バルブ3本であれば「バリトン・ホーン(baritone horn)」、4本以上であれば「ユーフォニアムeuphonium)」として販売されていた。アメリカ吹奏楽譜の「バリトン」あるいは「ユーフォニアム」のパートに、まったく同じ内容であるにもかかわらずト音記号ヘ音記号両方譜面用意されていることが多い。当初バリトン・ホーンの方がユーフォニアムよりも管の内径若干細かったが、1960年代にもなると両者は同じ内径製造されるようになり、ピストンの数以外に楽器として画然とした違いなくなってきた。そのため、カタログ上は「ユーフォニアム」という名称であってもイギリスユーフォニアム区別してアメリカンタイプ楽器を「バリトン」「バリトン・ホーン」と呼ばれるようになってきた。1960年代終わりごろから1970年代にかけてアメリカ各軍楽隊一斉にイギリスユーフォニアム使われるようになって以来学校教育からプロ吹奏楽団に至るまで、一般的にイギリス日本使われるようなユーフォニアム用いられるようになった。ただし、海を隔てたドイツ東欧小編バンドでは、現在でもアメリカンタイプのバリトン・ホーンが好んで使われ新しいモデル作られている。

※この「バリトン・ホーン(アメリカ)(baritone horn)」の解説は、「ユーフォニアム」の解説の一部です。
「バリトン・ホーン(アメリカ)(baritone horn)」を含む「ユーフォニアム」の記事については、「ユーフォニアム」の概要を参照ください。

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