ハワイへの帰還
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 22:24 UTC 版)
1971年にオバマ・ジュニアは母方の祖父母であるスタンレー・ダナム(英語版)(1992年2月に死去した。)とマデリン・ダナム(英語版)(2008年11月に死去した。)夫妻と暮らすためにホノルルへ戻り、地元の有名私立小中高一貫のプレパラトリー・スクールであるプナホウ・スクールに転入し、1979年に卒業するまで5年生教育を受けた。在学中はバスケットボール部に所属し、高校時代に飲酒・喫煙・大麻・コカインを使用したと自伝で告白している。また2014年には大麻について問われた際に、「悪い習慣だという点では若い時から大人になるまで長年吸っていた煙草と大差無い。アルコールよりも危険が大きいとは思わない」と述べている。 なお1972年8月に母のアンがストロと一時的に別居し、実家があるハワイのホノルルへ帰国して1977年まで滞在する。同年に母はオバマ・ジュニアをハワイの両親に預け、人類学者としてフィールドワーカーの仕事をするためにインドネシアに移住し、1994年まで現地に滞在した。この間に1980年11月にアンと継父のストロとの離婚が成立した。母のアンはハワイに戻り、1995年11月に卵巣癌で亡くなった。以上のように青年時代のオバマはハワイにおいて母親と母方の祖父母(ともに白人)によって育てられた。
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