ハイポネックス培地とは?

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ハイポネックス培地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/07/07 07:56 UTC 版)

ハイポネックス培地(Hyponex medium)は、植物育成用の培地 (ばいち)の一種。 株式会社ハイポネックスジャパンの園芸用配合肥料「微粉ハイポネックス」を無機栄養源として使用する。 実用化までの過程が京都大学 の狩野邦雄により書籍[1]において発表され、Kyoto処方、Kano培地とも呼ばれる。(この書籍が初出文献とされる場合が多いが、ハイポネックスを培地に使用した報告はTsukamoto, Y., K. Kano and T. Katsuura. 1963[2] のほうが古い。海外ではNishimura, 1982が発表者とされている例[3]もある。) ラン科植物の無菌播種用として考案された培地だが、組成に植物ホルモン などを追加する等、組成修正を加えることで一般植物の組織培養にも使用できる。 素材の入手・調合が容易で、なおかつ安価であるため、日本国内では植物培養の代表的培地の一つとなっている。


  1. ^ 『ラン科植物の種子形成と無菌培養』(鳥潟博高 編、誠文堂新光社、1976年)
  2. ^ 『Instant media for orchid seed germination』Tsukamoto, Y., K. Kano and T. Katsuura. A.O.S. Bull.32:354-355, 1963
  3. ^ 『Orchid Seed Germination Media- A comdendium of formulations』(Aaron J.Hicks, Orchid Seedbank Project, 2007)
  4. ^ 『研究会通信 Vol.2』(野生ラン実生研究会編著、2008年)
  5. ^ 『ふやして楽しむ野生ラン』(東京山草会ランユリ部会編著、農文協、2001年)
  6. ^ 『Niacin biosynthesis in germinating X Laeliocattleya Orchid embryo and young seedling』Amer. J.Bot. 54:291-298,( Arditti, J, 1967)
  7. ^ 『図解ランのバイオ技術』(加古俊治編著、誠文堂新光社、1988年)
  8. ^ 『ファレノプシス 栽培と生産』(市橋正一・三位正洋、誠文堂新光社、2006年)
  9. ^ 『有機物添加培地への活性炭の添加がPhalaenopsis原塊体の生長に及ぼす影響』 園芸学雑誌、69別1:369、(楠元守、武田恭明、古川仁朗、小泉正、2000年)
  10. ^ 『Studies on the media for orchid seed germination 3.jour.』Japan.Soc.Hort.Sci.47:524-536 (Ichihashi, S. 1978)
  11. ^ 『郷土の生物多様性を守るために オートクレーブを使わない無菌培養技術の開発 』兵庫県立大学附属高等学校自然科学部生物班(外部リンク)
  12. ^ 『研究会通信 Vol.4』(野生ラン実生研究会編著、2010年)
  13. ^ 『研究会通信 Vol.6』(野生ラン実生研究会編著、2012年)
  14. ^ 『Orchid Propagation』ヨーロッパ産地生蘭の無菌培養(英文)(外部リンク)


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