生活彩家とは? わかりやすく解説

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生活彩家

(ハイウェイ彩家 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 13:49 UTC 版)

生活彩家(せいかつさいか)とはポプラが運営するコンビニエンスストア。かつては髙島屋の100%出資子会社であるハイ・リテイル・システム(1990年2月設立[1]、本部は東京都中央区)が展開していたコンビニエンスストアである[2]

概要

  • ハイリテイルシステムが運営していた生活彩家は東京・神奈川・埼玉の一都二県で44店舗を展開していた[2]
  • 買収前は高額な飲食料品の品ぞろえを強化し、ほかのコンビニとの差別化を図り[2]輸入食品や雑誌、有名ブランドのシャツやネクタイ、貴金属、鮮魚などを販売していた[3]
  • 場所によっては、病院などの売店として店舗が存在する場合もある。売っているものはポプラとあまり変わらない。
  • 1992年4月に5店舗[4]、1993年に10店舗、1994年に20店舗、1997年に40店舗運営していた。

歴史

  • 年月日不明 - 生活彩家の実験店を東京・六本木や渋谷区で運営していた[3]
  • 1991年10月25日 - 東京都千代田区一番町に1号店及び旗艦店となる生活彩家一番町本店を開店[3]
  • 1992年6月15日 - 東京都千代田区大手町に直営店となる生活彩家KDD大手町店を開店[5]
  • 1993年4月 - フランチャイズ1号店となる生活彩家銀座店を東京都銀座8丁目に開店[6]
  • 同年6月11日 - 東京日産自動車港支店内にFCとして生活彩家を併設したディーラーを初開店[7]
  • 同年7月中旬 - 5社目となる安田不動産とFC契約を結び、8月末に11店舗目を東京都神田錦町に開店[8]
  • 同年12月1日 - 初の都外店舗として横浜市神奈川区に12店舗目となる生活彩家をFCで開店[9]
  • 1998年 - ポプラが生活彩家を買収し、生活彩家はポプラグループのコンビニエンスストアとなった[2]
  • 年月日不明 - その後は、店舖を増やし、北陸に進出。
  • 年月日不明 - 高速道路SAPAのみ展開するハイウェイ彩家などを展開開始。
  • 2020年9月10日 - ポプラとローソンが共同事業契約を締結。生活彩家を含むポプラ傘下460店舗のうち、140店舗をローソンまたはローソン・ポプラに転換することを発表[10]
  • 2021年 - ポプラ、生活彩家が北陸から撤退
  • 2024年5月現在生活彩家は110店、ハイウェイ彩家は全店閉店済みである[11]

脚注

  1. ^ 「「生活彩家」のハイ・リテイル、コンビニ店FC展開――銀座に1号店開く。」『日経流通新聞』、1993年4月8日。
  2. ^ a b c d 「高島屋、コンビニ撤退――子会社全株、ポプラに売却。」『日本経済新聞』、1998年2月28日、朝刊。
  3. ^ a b c 「高島屋、高級コンビニを展開。」『日経流通新聞』、1991年10月24日。
  4. ^ 「高島屋グループのコンビニ、15店体制確立へ都心部に展開――臨海部など空白地狙う。」『日経流通新聞』、1992年4月2日。
  5. ^ 「ビルの谷間にコンビニ出現、高島屋系のハイ・リテイル・システム、東京・大手町に。」『日経流通新聞』、1992年6月4日。
  6. ^ 「高島屋系コンビニ、銀座にFC1号店。」『日本経済新聞』、1993年4月6日、朝刊。
  7. ^ 「東京日産自販、買い物ついでに車も見て、港支店にコンビニ――地域密着で集客力。」『日経流通新聞』、1993年6月17日。
  8. ^ 「生活彩家、店舗網の拡大、順調に――月末には11店目出店。」『日経流通新聞』、1993年8月3日。
  9. ^ 「高島屋系のコンビニ店、「生活彩家」、横浜に出店――東京23区外で初。」『日経流通新聞』、1993年12月2日。
  10. ^ 臼田勤哉 (2020年9月10日). “ポプラや生活彩家など140店舗を「ローソン」「ローソン・ポプラ」に転換”. Impress Watch. 2023年12月3日閲覧。
  11. ^ 生活彩家 | コンビニ ポプラ”. www.poplar-cvs.co.jp. 2022年6月25日閲覧。



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