ナンセンス突然変異
タンパク質コード領域内のアミノ酸に対応するコドンに点突然変異が起こり、終始コドン(UAG, UAA, UGA)に変わったためタンパク質合成が中途で終結するようになった突然変異。
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ナンセンス突然変異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/18 08:46 UTC 版)
ナンセンス突然変異(ナンセンスとつぜんへんい、英:Nonsense mutation.)は、終止変異とも言われ、アミノ酸のコドンを終止コドンに変える変異を言い、非常に影響の大きい変異である。ポリペプチド鎖の長さは、終止コドンが表れた場所によって決まり、遺伝子のはじめに近い位置に終止コドンが出た場合は、短いポリペプチド鎖になる。真核生物の場合、非常に早い段階に終止コドンを持つmRNAは、ナンセンス変異依存mRNA分解機構によって、分解される。 ただ、サプレッサー変異を持つ変異tRNAを持つ場合、このナンセンス突然変異を抑えることがある。
- 1 ナンセンス突然変異とは
- 2 ナンセンス突然変異の概要
ナンセンス突然変異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:04 UTC 版)
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