ドゥルヨーダナとは? わかりやすく解説

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ドゥルヨーダナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/27 23:26 UTC 版)

ドゥルヨーダナ: दुर्योधन、IAST:Duryodhana)[4]は、インド叙事詩マハーバーラタ』の登場人物。盲目王ドリタラーシュトラ英語版と妃ガーンダーリーとの間に生まれたカウラヴァ百人兄弟の長男。 邪悪で嫉妬深い性格から従兄弟のパーンダヴァ五兄弟と対立し、クルクシェートラの戦いを引き起こした。


  1. ^ 山際版6巻に登場するが名前は不詳
  2. ^ プーナ批判校訂版3.226.21に、「bhāryāḥ」と複数形で言及がある。
  3. ^ プーナ批判校訂版18.5.2に、「duryodhanasutāś」と複数形で言及がある。
  4. ^ カタカナ表記についてはドゥリヨーダナないしドゥリーヨダナ等とされることもある。しかしながら、サンスクリットの音韻体系の観点からは、カタカナ語表記について、「dur-yodhana」で切れるため、「i」の発音は発生しないこと、サンスクリット語の「e,o」は長音しか存在しないことから、「ドゥルヨーダナ」が一般的な表記である。
  5. ^ 沖田瑞穂『マハーバーラタ入門』勉誠出版,2019年,p7
  6. ^ 山際素男訳『マハーバーラタ 第1巻』三一書房,1991年,第1巻
  7. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ1』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p388-390,第1巻第107章
  8. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ1』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p439,1巻129章
  9. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ1』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p412-416,第1巻第119章
  10. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ1』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p426-436,第1巻第124-127章
  11. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ1』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p438-439,第1巻第129-130章
  12. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ1』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p444-445,第1巻131章
  13. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ2』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p134,第1巻192章
  14. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ2』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p137-141,第1巻194章
  15. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ2』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p144-155,第1巻195-199章
  16. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ2』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p134,第2巻30-42章
  17. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ2』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p352,第2巻43章
  18. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ2』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p356-360,第2巻44章
  19. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ2』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p363-399,第2巻46-58章
  20. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ2』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p401-,第2巻60章
  21. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ2』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p420-446,第2巻63-69章
  22. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ4』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p187-194,第3巻226-228章
  23. ^ 上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ4』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p194-201,第3巻227-231章
  24. ^ 上村勝彦『原典訳 マハーバーラタ4』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p201~225,第3巻232-240章
  25. ^ 上村勝彦『原典訳 マハーバーラタ4』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p225~232,第3巻241-242章
  26. ^ 第5巻22-152章まで、挿話がありつつも戦争回避のためにあらゆる人物が努力を行う様子が描かれている。
  27. ^ 上村勝彦『原典訳 マハーバーラタ5』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p35~38,第5巻8章
  28. ^ 上村勝彦『原典訳 マハーバーラタ5』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2002年,p482~488,第5巻165-166章
  29. ^ 上村勝彦『原典訳 マハーバーラタ7』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2003年,p55~58,第7巻8章
  30. ^ 上村勝彦『原典訳 マハーバーラタ7』筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2003年,p653~673,第7巻170-172章
  31. ^ 山際素男訳『マハーバーラタ 第5巻』三一書房,1996年,第5巻
  32. ^ C・ラージャーゴーパーラーチャリ『マハーバーラタ(下)』奈良毅、田中嫺玉訳、第三文明社[レグルス文庫]、1988年(p730)
  33. ^ 山際素男訳『マハーバーラタ 第6巻』三一書房,1996年,第10巻


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