トリブス民会とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > トリブス民会の意味・解説 

トリブス民会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/17 16:42 UTC 版)

トリブス民会ラテン語: Comitia Tributa)は、古代ローマ社会において行政に関わった民会のひとつ。日本語では「市民会」と訳される。訳語として「市民集会」も一般書等では使われる場合があるが、これはローマ史においては民会とは異なる市民による集会コンティオ (contio) の定訳として使われるため混同に注意が必要である[注釈 1]


注釈

  1. ^ ComitiaもContioも似たような意味を持つが、コミティアは選挙、立法、裁判などの公的な決定の場であるのに対し、コンティオは何の法的権限も持たない[1]
  2. ^ Lex Atilia Marcia de tribunis militum senis denis a populo creandis、人々によって選出されるべき16名のトリブヌス・ミリトゥムに関するアティリウス・マルキウス法[2]
  3. ^ Lex Decia de duumviris navalibus、海軍二人官に関するデキウス法[2]

出典

  1. ^ Lintott, p.41.
  2. ^ a b Rotondi, p. 234.
  3. ^ リウィウスローマ建国史』9.30.3-4


「トリブス民会」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「トリブス民会」の関連用語

トリブス民会のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



トリブス民会のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトリブス民会 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS