タスマニアでの創設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/05 00:59 UTC 版)
1838年12月1日、第1回ホバートタウン記念レガッタがタスマニアのホバートで催された。それは17世紀にオランダの探検家アベル・タスマンがタスマニアを見つけたことを祝うためのものであり、タスマンは1642年11月24日にヨーロッパ人としてははじめてこの島を目撃したと報告している。 今後開催されるレガッタにおいて、フサアカシア(silver wattle、Acacia dealbata)の花や枝をイギリス海軍のネイビーブルーのリボンと一緒に身に着けてイベントを祝おうということが提案された。この提案は、フサアカシアは8月から9月に花が咲く種類で、11月には手に入れられないため、冷やかされることとなった。その結果、11月に開花するモリシマアカシア(black wattle、Acacia mearnsii)がレガッタでかわりに使用されることとなった。このボートレースでアカシアの枝を身に着ける習慣は1883年まで続いた。
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