ソーダ明礬石-2cとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ソーダ明礬石-2cの意味・解説 

ソーダ明礬石-2c

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 08:18 UTC 版)

ソーダ明礬石-2c(ソーダみょうばんせき-2c、 Natroalunite-2c)は1982年に発表された日本産新鉱物で、東京工業大学地球化学者小坂丈予などにより、群馬県万座温泉から発見された[1]化学組成は(Na,Ca,K)Al3(SO4)2(OH)6で、三方晶系。当初、東京大学の地球化学者南英一に因んで南石 (Minamiite) と名付けられたが、命名規約の変更で、上記の名前となり、ソーダ明礬石 (Natroalunite) の2c構造の種と考えられるため、現在は多型 (Polytype) として扱われ、独立の鉱物種とは認められていない[2]


  1. ^ Ossaka, J. et al. (1982): Crystal structure of minamiite, a new mineral of the alunite group. Amer. Mineral., 67, 114-119.
  2. ^ Bayliss, P. et al. (2010): Alunite supergroup: Recommended nomenclature. Mineral. Mag., 74, 919-927.


「ソーダ明礬石-2c」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ソーダ明礬石-2c」の関連用語

ソーダ明礬石-2cのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ソーダ明礬石-2cのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのソーダ明礬石-2c (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS