スワヒリ文化
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スワヒリ文化(スワヒリぶんか)は、インド洋交易によって栄えた東アフリカの島嶼部の都市群を中心とした文化およびその文化圏のことである。日本ではスワヒリ文明との語が用いられることもある。イスラームを生活規範としながら、アラブ・ペルシア系の外来文化と土着のアフリカ農耕文化の融合によって作り上げられ、共通言語としてスワヒリ語が用いられた。
注釈
出典
- ^ 家島彦一「東アフリカ・スワヒリ文化圏の形成過程に関する諸問題」『アジア・アフリカ言語文化研究』、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、1991年3月30日、101-124頁。
- ^ 宮本 正興 著「スワヒリ世界の形成」、岡倉登志 編『アフリカ史を学ぶ人のために』世界思想社、1996年。 NCID BN14998815。
- ^ 宮本正興「スワヒリ形成史論 - 風土と文明 -」『貿易風』第1巻、中部大学国際関係学部、2006年、7-67頁、ISSN 1880-9065、NAID 110005943601。
- ^ 村川堅太郎 訳『エリュトゥラー海案内記』中央公論新社〈中公文庫〉、1993年。
- ^ 中村亮『旧海洋イスラーム王国キルワ島にみるスワヒリ海村の構造』 名古屋大学〈博士(文学) 甲第7737号〉、2008年。 NAID 500000440598 。
- ^ 富永智津子『ザンジバルの笛 : 東アフリカ・スワヒリ世界の歴史と文化』未来社、2001年。ISBN 9784624111816。 NCID BA5181106X。全国書誌番号:20177955。
- ^ 富永智知津子『スワヒリ都市の盛衰』山川出版社〈世界史リブレット103〉、2008年、pp41-44頁。
- ^ 吉田昌夫『アフリカ現代史 2 東アフリカ』山川出版社〈世界現代史 14〉、1978年。
- 1 スワヒリ文化とは
- 2 スワヒリ文化の概要
- 3 代表的なスワヒリ都市
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