ステップ(ド)ボトム
1995年、FIAが導入した車両規則に定められた車体構造をいう。車体下面に幅300mm高さ50mmの段差を設けた床面のこと。車体床面で生じるグラウンドエフェクトを抑制し、ダウンフォースを減らして走行性能を下げ、安全性を確保するための措置。当初は95年からの導入予定だったが、94年シーズンに発生した事故をきっかけに、その年の第9戦ドイツGPからスキッドブロックによる擬似的なステップボトムが採用され、95年には真性のステップボトムが導入された。
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