スキナー箱
スキナー箱
スキナー箱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/01 08:22 UTC 版)
スキナー箱(英称:Skinner box)は、オペラント箱(operant chamber)、オペラント実験箱とも呼ばれ、主としてラットやハトのオペラント条件づけや行動研究に用いる実験装置である。アメリカの心理学者、行動科学者バラス・スキナーによって開発された。
- ^ Hopson, J. (2001年4月). “Behavioral game design”. Gamasutra
- ^ Dennis Coon (2005). Psychology: A modular approach to mind and behavior. Thomson Wadsworth. pp. 278–279. ISBN 0-534-60593-1 .
- 1 スキナー箱とは
- 2 スキナー箱の概要
- 3 参考文献
スキナー箱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 15:38 UTC 版)
オペラント条件づけの実験のため、スキナーはオペラント条件づけ箱(Operant conditioning chamber)を発明した。これは現在ではスキナー箱と呼ばれている。 スキナー箱に絶食させておいたネズミを入れ、ブザーが鳴ったときレバーを押すとエサがもらえるようにしておくと、やがて、ネズミはブザーの音に反応してレバーを押すようになり、ブザーが鳴った直後にネズミがレバーを押す頻度(確率)が増加していく。これが正の強化の一例である。 このとき「レバー押しの動作がエサで強化される」と表現される。 エサは出現したことによって直前のオペラント行動の自発頻度を高めたので好子(こうし)と表現される。 絶食させたことが、餌に好子としての特性を与えた(確立した)ので、絶食を確立操作という。 ブザーはエサに先行して出現しているため先行刺激と呼ばれる。 ブザーが鳴っているときにはレバーを押し、鳴っていないときには押さなくなった場合、ブザーは弁別刺激と呼ばれる。
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