ジョン・ブローニングとは? わかりやすく解説

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ジョン・ブローニング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 16:03 UTC 版)

ジョン・モーゼス・ブローニングJohn Moses Browning, 1855年1月23日 - 1926年11月26日)は、アメリカ合衆国銃器設計家である。本来、名字「Browning」の発音は「ブラウニング」に近いが、慣例的に「ブローニング」と表記される[1]。本項でもそれに倣い、以降は「ブローニング」で統一する。


注釈

  1. ^ 当時、末日聖徒イエス・キリスト教会では一夫多妻を認めていた。
  2. ^ サミュエル・コルトよりも先に、連発式リボルバーや、弾倉スライド式ライフルなどを発明していたが、辺境にいたため北部都市のコルトのことは知る由もなかった。しかも末日聖徒イエス・キリスト教会の教会員らしく寛容で、発明を独り占めすることもなく、特許という概念にも無頓着だった。後にジョンが多くの特許を取得したのは、父と同じ轍を踏みたくないという思いがあったからともされる[1]
  3. ^ しかもこの際、「1000挺作るまでは売らないことにしよう」と提案された。後にこの目標は600挺まで引き下げられて実行された[1]
  4. ^ 当時のウィンチェスター社は、「西部を征服した銃」とまで呼ばれるM1873で大成功していたが、M73は使用するのが拳銃弾だったため威力不足の感があった。一方ブローニングの単発ライフルは、軍用標準の45-70弾より強力な45-90弾を撃つことができ、命中精度も高かった[2]
  5. ^ 看板には『GUNS,PISTOLS,AMUNITION & FISHING TACKLE』と書かれていた(「銃、ピストル、弾丸、釣具」と表したかったのだろうが、「弾丸」は「AMMUNITION」であり、Mが一つ足りない)[2]
  6. ^ M1897は第一次世界大戦塹壕戦で、アメリカ軍に「トレンチ(塹壕)ガン」として利用された。第二次世界大戦では、M1912がアメリカ陸軍および海兵隊で使用された[4]
  7. ^ 有名であるがゆえ、コルト・シングル・アクション・アーミーと同じく、M92もよく時代設定を無視して登場する。外見的には、機関部両側に修理用のパネルがあるのがM73、無いのがM92で区別できる[4]
  8. ^ 伏せた姿勢で銃を撃った時に、銃口付近の草が揺れるのを見て思いついた、という説もある[4]
  9. ^ この銃は、第一次大戦のきっかけとなる1914年6月28日のサラエボ事件において、オーストリア=ハンガリー帝国の大公夫妻を暗殺したガヴリロ・プリンツィプも使用していた。

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