ジョリヴェ

ピティナ・ピアノ作曲家事典

ジョリヴェ

【英】：Jolivet, Andre

[フランス]  1905～1974

2007年6月 執筆者： 宮本　優美

フランスの作曲家。1905年パリに生まれる。父は画家、母はピアニストであった。早くから作曲を始めるが、両親の勧めで1927年より教師として働き始める。
パリでシェーンベルクやヴァレーズの音楽に接して衝撃を受け、30年より33年までヴァレーズに師事。またメシアンらと「若きフランス」を結成し、36年に最初のコンサートを開く。第2次世界大戦では軍隊生活を経験し、戦後はオンド・マルトノ協奏曲（47年）、ピアノ協奏曲（49～50年）等を発表、原始呪術や異国趣味に関心を持ち続けた。

ピアノ独奏曲

作曲年代順  [ピアノ独奏曲]

3つの時／3 Temps 1930

マナ－6つの小品／Mana - 6 Pieces 1935

宇宙開闢／Cosmogonie 1938

5つの典礼舞曲／Cinq Dnases rituelles 1939

古い旋法による練習曲／Etudes sur des modes antiques 1944

単純な歌／Chansons naïves 1951

ピアノ・ソナタ　第1番／Sonate pour piano No.1 1945

ピアノ・ソナタ　第2番／Sonate pour piano No.2 1957

ピアノ合奏曲

ピアノ合奏曲  [ピアノ合奏曲]

パチンコ／Patchinko 1970

管弦楽とピアノ

協奏曲  [管弦楽とピアノ]

ピアノ協奏曲／Concerto pour piano et orchestre 1949-50

外国人名読み方字典

ジョリヴェ

名前 Jolivet； Jollivet

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アンドレ・ジョリヴェ

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アンドレ・ジョリヴェ（André Jolivet, 1905年8月8日 - 1974年12月20日）は、フランスの作曲家、音楽教育者。様々な作曲技法を用いて、ラジカルな前衛音楽からポピュラーなCM音楽まで幅広い分野の作曲を行い、「音楽のジキルとハイド」と揶揄されるほどであった。