ジャコバイトによる請求
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 07:41 UTC 版)
「スコットランド君主一覧」の記事における「ジャコバイトによる請求」の解説
詳細は「ジャコバイト王位継承者の一覧」を参照 ジェームズ7世はイングランド、スコットランド及びアイルランド王位を請求し続けた。1701年にジェームズ7世が死ぬと息子のジェームズは父の請求権を引き継ぎ、スコットランド王ジェームズ8世及びイングランド・アイルランド王ジェームズ3世と呼ばれた。ジェームズはイングランド・スコットランド両王国がグレートブリテン王国として合併されて消滅した後でさえ、その生涯の大半を請求権に費やした。1715年に異母姉のアンが死に、従兄弟のジョージ1世が即位するとジェームズはスコットランドに上陸して王位請求を試みたが、失敗して大陸に逃走した。1745年に息子のチャールズは2回目の試みを行ったがこれも失敗した。ジェームズの2人の息子が共に嫡子を残すことなく没したことでステュアート家は断絶した。 ジェームズ8世 (Seumas VIII), 老僭称者, ジェームズ7世の息子, 1701年から死去する1766年まで王位を請求。 チャールズ3世 (Teàrlach III), 若僭称者 または愛しのチャールズ王子, ジェームズ8世の息子, 父の死から1788年に死ぬまで王位を請求、嫡子を残さず。 ヘンリー1世 (Eanraig I), チャールズ3世の弟。1807年に未婚のまま没する。 1807年以降、ジャコバイトの請求権は、最初はサヴォイア家 (1807–1840)に、次はオーストリア=エステ家 (1840–1919)に、最終的にはヴィッテルスバッハ家 (1919年以降)に渡った。現在の相続人はフランツ・フォン・バイエルンである。フランツ及び1807年以降の請求者の誰もが請求権を行使していない。
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