シュミットトリガ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/13 09:00 UTC 版)
シュミットトリガ (Schmitt trigger) は、入力電位の変化に対して出力状態がヒステリシスを持って変化することを特徴とする電子回路である。シュミット回路(Schmitt circuit)ともいう[1][2]。応用はいくつかあるが、典型的なものとしては、ディジタル回路(論理回路)の非反転バッファないし反転バッファ(NOTゲート)であり、汎用ロジックICでよく使われるものとしては7414がある。
注釈
- ^ ウィキペディア日本語版に記事があるオットー・シュミットは、ロシア人Otto Schmidtであり別人なので注意。
- ^ モデルなのでオペアンプとして考えても構わないが、実用上は、オペアンプは(それを許容するように設計されていなければ)コンパレータとして使うべきではない。コンパレータの記事を参照。
出典
- ^ 小郷寛、佐藤達男『電子回路学』電気学会編、オーム社、2000年、ISBN 4-88686-202-0、p.213
- ^ 丹野頼元『森北電子工学シリーズ 2 電子回路』森北出版、2011年、ISBN 978-4-627-71021-4、p.229
- ^ A thermionic trigger Otto H Schmitt 1938 J. Sci. Instrum. 15 24-26
- ^ Dr. Otto H. Schmitt - August 2004 issue of the Pavek Museum of Broadcasting Newsletter
- 1 シュミットトリガとは
- 2 シュミットトリガの概要
- 3 発振器としての利用
- 4 関連項目
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