ザイデル収差とは? わかりやすく解説

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ザイデル‐しゅうさ〔‐シウサ〕【ザイデル収差】

読み方:ざいでるしゅうさ

ザイデルの五収差


ザイデル収差

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/05 14:36 UTC 版)

ザイデル収差(ザイデルしゅうさ)[1][2][3][4][5]は、幾何光学においてレンズで像をつくるときに生じるボケやゆがみなどの収差のうち、レンズにおいて単色収差すなわち色収差ではない単一の波長でも生じる収差で、近似計算において3次の項として説明できる収差を分類し説明したものである。名前は19世紀ドイツの研究者ルートヴィヒ・ザイデルにちなむ。5種類あることから「ザイデルの5収差」とも呼ばれる。


  1. ^ 応用物理学会光学懇話会;「幾何光学(POD版)」森北出版(2003)
  2. ^ 久保田 広;「応用光学(POD版)」岩波書店(2000)
  3. ^ 工藤 恵栄、上原 富美;「基礎光学」現代光学社(1990)
  4. ^ 左貝 潤一;「光学の基礎」コロナ社(1997)
  5. ^ 大坪 順次;「光入門」コロナ社(2002)


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