ザイテンシュテッテン・イエロー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 06:42 UTC 版)
「シェーンブルン・イエロー」の記事における「ザイテンシュテッテン・イエロー」の解説
ザイテンシュテッテン・イエロー(Seitenstettner Gelb)の名称はニーダーエーステライヒ州南西部のモスト地方にあるザイテンシュテッテン修道院に由来する。シェーンブルン・イエローが薄く色あせたような色合いとなっており、19世紀後半に流行した新バロック様式の時代趣向にはシェーンブルン・イエローよりも適しており、好んで用いられた。この色はモスト地方で伝統的に教会建築や世俗建築(司祭館、四稜家屋など)に使われている色である。モスト地方の建築物では、雨どいのモルタル、窓、コーニス(蛇腹)、建物の角に白の飾り枠を付け、壁面のイエローを格子状に区切る模様となっている。 ザイテンシュテッテン修道院 アッシュバッハ・マルクト司祭館 モスト地方の四稜家屋(Vierkanter)
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