サルト (ヨルダン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/06 06:34 UTC 版)
サルト(アッ=サルト、السلط, Salt, As-Salt)はヨルダン中西部の中心都市でバルカ県の県都。古代から農業などで栄えた街で、アンマンとエルサレムとを結ぶ古い街道の半ばにある。サルトの街は海抜790mから1,100mのバルカ高原に位置し、ヨルダン川渓谷に近い3つの丘にまたがっている。3つの丘のうちのひとつ(ジャバル・アル・カルア Jebal Al Qal'a)には、13世紀に建てられた城塞の遺跡がある。中心部にはアラビア語で「風呂屋市場」を意味するスーク・ハンマームがあるが、ここにはローマ時代の浴場の遺跡が存在したと言われており、また20世紀半ばまで浴場が存在していた。 2000年の人口は330,570人で、ヨルダンの人口の6.5%を占めている。
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