サカーリバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/29 18:04 UTC 版)
サカーリバ(アラビア語: صقالبة Saqālibah、単数形は صقلبي Siqlabī スィクラビー/シクラビー)とは、東ヨーロッパ人、特に中世アラブ世界や中東や北アフリカやシチリア(南イタリアにおけるイスラム史en:History of Islam in southern Italyを参照)やアンダルスにおいてゲルマンとスラヴ人奴隷と傭兵を意味する言葉であった。一般的に、このアラビア語の単語はビザンツ語の借用語であると考えられている。saqlab、siklab、saqlabiなどはスラヴ人というギリシャ語Sklavinoi の転訛と考えられている。この単語はより一般的には、中央アジアや東ヨーロッパからの奴隷すべてを指すために使われた。[1]
- ^ Lewis. Race and Slavery in the Middle East, Oxford Univ Press 1994.
- ^ Islam in the Balkans: religion and society between Europe and the Arab world, by H. T. Norris
- 1 サカーリバとは
- 2 サカーリバの概要
- 3 関連項目
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