コロナウイルスの宿主細胞受容体としての働き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/15 08:11 UTC 版)
「アンジオテンシン変換酵素2」の記事における「コロナウイルスの宿主細胞受容体としての働き」の解説
「新型コロナウイルス感染症_(2019年)#宿主細胞受容体」も参照 肺炎などを引き起こすSARSコロナウイルスおよび2019新型コロナウイルスはACE2を宿主細胞受容体として利用する。増殖したSARSコロナウイルスはACE2の発現を低下させ、急性肺不全など重大な症状を引き起こす。そのためSARSに対するリコンビナント(組み換え)ACE2の投与がマウスにおいて研究されており、また発見された大量生産しやすいバクテリア由来ACE2様酵素も症状への効果が期待されている。
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