コビレゴンドウとは? わかりやすく解説

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小鰭巨頭

読み方:コビレゴンドウ(kobiregondou)

マイルカ科ハクジラ

学名 Globicephala macrorhynchus


コビレゴンドウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 04:36 UTC 版)

コビレゴンドウ
保全状況評価[1][2]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 鯨偶蹄目 Cetartiodactyla
亜目 : ハクジラ亜目 Odontoceti
: マイルカ科 Delphinidae
: ゴンドウクジラ属 Globicephala
: コビレゴンドウ Globicephala macrorhynchus
学名
Globicephala macrorhynchus
Gray, 1846
和名
コビレゴンドウ[3]
英名
Short-finned pilot whale
分布

コビレゴンドウ(小鰭巨頭[4]学名Globicephala macrorhynchus)は鯨偶蹄目マイルカ科ゴンドウクジラ属の種。

分布

熱帯および温帯の世界中の海域[5]。近縁種のヒレナガゴンドウ(高緯度海域に生息)とは、生息範囲がほとんど重複しない[5]

形態

体長は5-7m、体重は1-1.8t[5]。オスはメスの2倍の体重がある[5]。体色は青灰色~黒[5]。胸びれは細く鎌形で、背びれは低く丸い[5]。目の後ろと背びれには白いスジ模様がある[5]

生態

高度な社会性を有し、群れを形成する[5]。主食は深海のイカタコで、夜間に採食する[5]。500m以上深くまで潜ることもしばしばあり、水中に15分以上とどまることができる[5]。妊娠期間は14.5-15ヶ月、産子数は1[5]

脚注

  1. ^ Minton, G.; Braulik, G.; Reeves, R. (2018). Globicephala macrorhynchus. IUCN Red List of Threatened Species 2018: e.T9249A50355227. doi:10.2305/IUCN.UK.2018-2.RLTS.T9249A50355227.en. https://www.iucnredlist.org/species/9249/50355227 2023年7月9日閲覧。. 
  2. ^ Appendices | CITES”. cites.org. 2023年7月9日閲覧。
  3. ^ 川田伸一郎・岩佐真宏・福井大・新宅勇太・天野雅男・下稲葉さやか・樽創・姉崎智子・横畑泰志 「世界哺乳類標準和名目録」『哺乳類科学』第58巻 別冊、日本哺乳類学会、2018年、1-53頁。
  4. ^ 『動物1.4万名前大辞典』日外アソシエーツ、2009年。 
  5. ^ a b c d e f g h i j k ジュリエット・クラットン=ブロック(2005)『ネイチャー・ハンドブック 世界哺乳類図鑑』新樹者, 192頁


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