ケンロクエンクマガイ
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ケンロクエンクマガイ(兼六園熊谷、学名:Cerasus Sato-zakura Group ‘Choshu-hizakura’、シノニム:Cerasus serrulata ‘Chousiuhizakura’, Cerasus jamasakura 'Kenrokuen-kumagai')はバラ科サクラ属の植物。オオシマザクラを基に生まれた日本原産の栽培品種のサトザクラ群のサクラで交雑相手にはタカネザクラがある。森林総合研究所のDNA解析により、従来定説とされてきたオオヤマザクラ起源が否定され、荒川堤が発祥とされているチョウシュウヒザクラ(長州緋桜)と同じクローンの栽培品種であることが確認された[1][2][3]。
注釈
- ^ 別種のクマガイザクラ(熊谷桜)との混同に注意
出典
- ^ DNAからわかったサクラ品種の真実 ―そのほとんどは雑種が起源― 森林総合研究所 2014年6月16日
- ^ ホーム > 見学案内 > 園内のみどころ > 4月の自然探訪 > 長州緋桜(4月) 森林総合研究所
- ^ 多摩森林科学園 サクラデータベース 森林総合研究所
- ^ 【遺伝研の桜】 2020年4月13日 国立遺伝学研究所
- ^ 熊谷桜 公益財団法人 日本花の会 桜図鑑
- ^ 勝木俊雄『桜』p103 - p104、岩波新書、2015年、ISBN 978-4004315346
- ^ 勝木俊雄『桜』p115 - p116、岩波新書、2015年、ISBN 978-4004315346
- ^ a b 石川県内の巨樹・桜「金沢市・兼六園熊谷 テレビ金沢
- ^ ケンロクエンクマガイ(兼六園熊谷) 石川県公式サイト
- ^ a b 兼六園熊谷 公益財団法人 日本花の会 桜図鑑
- 1 ケンロクエンクマガイとは
- 2 ケンロクエンクマガイの概要
- 3 植栽地
固有名詞の分類
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