ケレスティヌス5世 (ローマ教皇)とは? わかりやすく解説

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ケレスティヌス5世 (ローマ教皇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/16 14:00 UTC 版)

ケレスティヌス5世(Caelestinus V, 1210年頃 - 1296年5月19日[1])は、中世のローマ教皇(在位:1294年7月5日 - 12月13日)。修道士として有徳の人であったが、教皇空位の混乱を収拾するために政治的に一時的に「つなぎ役」の教皇として選出された。しかし教皇の座を厭い、在位約半年で自ら退位した[2][3]イタリアイゼルニア出身、本名はピエトロ・ダ・モローネ(Pietro da Morone, モローネのピエトロ)である。


注釈

  1. ^ 存命のままの教皇の退位としては、1415年教会大分裂の際に3教皇鼎立の状態を解消するためアヴィニョンのベネディクトゥス13世とローマのグレゴリウス12世が退位した例がある。また、2013年2月のベネディクト16世の退位は、自由意志にもとづくものであり、ケレスティヌスから719年後のこととなる。
  2. ^ ただし、コロンナ家が当初から本気で教会法違反の疑問を追及していたわけではなかった。コロンナ家出身の2人の枢機卿もコンクラーヴェではカエターニ枢機卿(ボニファティウス8世)支持の票を投じている。マックスウェル・スチュアート(1999)p.160

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