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キャノンデール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/08/12 06:25 UTC 版)
キャノンデール(Cannondale Bicycle Corporation )は1971年に創業されたアメリカ合衆国の自転車メーカーであり、元々はコネチカット州のとある駅舎でかばんを販売していた。ちなみに社名はその駅の名前から採ったものである。
かつては”poor man's KLEIN”(貧乏人のクライン)と蔑まれていたが、人件費の安い中国・台湾での大量生産が当たり前の現代においてキャノンデールはアメリカ国内にて手作業での生産を続けている数少ない自転車メーカー。フレームにはHAND MADE IN USAと誇らしげに主張されている。ただしすでにアメリカ資本の企業ではなく、一部廉価モデルは台湾で生産されるようになった。
また、自転車のデザインもユニークでCAAD(キャノンデールが独自の技術を活かし製造する高性能アルミフレーム)やLEFTY(片持ち一本サスペンション)などのオリジナリティー溢れるシリーズがあり、これも魅力の一つとなっている。
なお、今では当たり前になっているリアサスペンションマウンテンバイクを初めて量産したのもこのメーカーである。最近は手ごろな価格のラインナップも出てきているが、まだ初心者にとっては憧れのブランドであることは確かである。
こうした中、モーターサイクル事業にも乗り出したがこれが仇となって経営危機に陥り、2003年に連邦倒産法第11章を申請して事実上倒産、モーターサイクル部門の閉鎖と経営陣の刷新を行った。新経営陣の元、それまで頑なに守っていた「アルミのキャノンデール」というイメージのトーンを落とし、現在は他のメーカーと同じようにフレームのカーボン化が進められている。また生産の一部を中国で行い始めており、キャノンデールの独自性は失われつつあるとの見方もあるが、ロードバイクなどのスポーツ系自転車の人気が高まりつつある今、非常に元気のあるメーカーとして販売も好調である。

