カレンダークロックとは? わかりやすく解説

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リアルタイムクロック

(カレンダークロック から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/13 15:01 UTC 版)

リアルタイムクロックreal-time clockRTCと略記[注 1])は、コンピュータなどが内蔵する時計や、その機能が実装されている集積回路 (IC) のことを指す。リアルタイムクロックはシステムの電源が切られていてもバッテリバックアップなどにより「時刻」を刻み続けることが特徴である。これに対し、オペレーティングシステムが持つ時刻機能(以下システム時刻)タイマーにより「時間」を測定しそれを積算するもので、分解能はリアルタイムクロックに勝るが、シャットダウンすると時刻情報が失われ、次にシステムを起動したときにRTCを参照して設定する必要がある。


注釈

  1. ^ RTCといった場合、リアルタイム・コンピューティングを指すこともある。
  2. ^ 改良型のμPD4990では4桁に拡張されている
  3. ^ いきなり時計を進めると本来ある時刻で起動されるはずのイベントがスキップされたり、いきなり時計を戻すと同じイベントが二回起動されることがある。またデータベースでジャーナルのタイムスタンプが乱れる事は致命的な障害をもたらす。
  4. ^ ユーザーが/etc/adjtimeを操作したり、RTCのタイムゾーンが別のものであると強制的に認識させてシステム時刻を同期させることも可能。Linuxの場合は、詳しくはhwclock英語版コマンドを参照。
  5. ^ UTCにも変更可能である。

出典

  1. ^ a b 川村 清『PC-9801解析マニュアル[第0巻]』秀和システムトレーディング株式会社、1983年6月30日、191頁。 
  2. ^ 浅野泰之、壁谷正洋、金磯善博、桑野雅彦「第8章 通信機能 8.2.1 メモリスイッチ」『PC-9801システム解析(下)』アスキー、1983年12月1日、288頁。ISBN 4-87148-715-6 
  3. ^ 大竹龍史 (2008年12月26日). “暗記に頼らずちゃんと理解 実践でも役立つLPICドリル - 第8回 Linux時刻管理の仕組みと設定”. アットマーク・アイティ. jibun.atmarkit.co.jp. pp. 1. 2011年8月12日閲覧。 “ハードウェアクロック自体にはUTCかローカルタイムかの情報を保持する領域はありません。”
  4. ^ 大竹龍史 (2008年12月26日). “暗記に頼らずちゃんと理解 実践でも役立つLPICドリル - 第8回 Linux時刻管理の仕組みと設定”. アットマーク・アイティ. jibun.atmarkit.co.jp. pp. 2. 2011年8月12日閲覧。
  5. ^ CRフィーバー007


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