カレンシー・ボード制(Currency authorities)
カレンシーボード制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/20 04:47 UTC 版)
カレンシーボード制(カレンシーボードせい、Currency Board)とは、為替政策の一つ。端的に言えば、国内に流通する自国通貨に見合っただけのドルを中央銀行が保有するという制度。その結果、自国通貨は100%、中央銀行の保有するドルにバックアップされるため、為替レートを固定するという政策に信認がもたらされる。中央銀行は自国通貨の流通量に見合ったドルの保有を義務づけられる為、無秩序に通貨増発が出来なくなる。
- 1 カレンシーボード制とは
- 2 カレンシーボード制の概要
- 3 採用通貨
カレンシーボード制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 06:16 UTC 版)
「バハマ中央銀行」の記事における「カレンシーボード制」の解説
1919年、英国政府は、英ポンドに固定されたバハマの現地通貨を発行するために、通貨委員会を設立した。1960年代から70年代にかけて委員会は、国際通貨取引・銀行センターとしてのバハマの地位を確立するのに貢献した。1963年にはわずか37だったバハマの銀行と信託会社の数が、1967年12月には208へと増加した。1974年までには323の銀行が存在していた。しかし、銀行活動を適切に規制・監督するための法的枠組みは不十分であった。
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