カル=エネイドゥラル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/03 23:58 UTC 版)
「ヴェルガース」の記事における「カル=エネイドゥラル」の解説
シン=エイ=インのうち、女神の南の側面である〈猛きもの〉に誓いを立てたものを特にカル=エネイドゥラルと呼ぶ。一般的には〈誓いを立てし者〉と呼ばれる。カル=エネイドゥラルは女神の武器であり、その武器のように性欲から切り離され、子孫を残す能力が失われる。そして女神の武器であることから、彼もしくは彼女はまず女神に仕え、次にシン=エイ=イン全体に仕える。自分の部族はその次になる。〈猛きもの〉への誓いはしばしば〈血の復讐〉のためになされるが、シン=エイ=イン同士に〈血の復讐〉は許されていない。シン=エイ=インは華やかな色合いを好むが、カル=エネイドゥラルとなったものは、誓いを果たすまでは黒一色、誓いを果たしたあとは焦げ茶色と定められている。 カル=エネイドゥラルの中でも、〈猛きもの〉と同時に〈古きもの〉に誓いを立てたものは特別である。彼らは濃紺の装束をまとい、カタ=シン=エイ=インに残る古い英知を守るためにのみ剣を振るう。
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