オレキシン

デジタル大辞泉

オレキシン【orexin】

読み方：おれきしん

神経伝達物質の一種。食欲を意味するギリシャ語「orexis」から名付けられた。視床下部の外側部で産生され、摂食行動、睡眠・覚醒、報酬系の制御に重要な役割を果たす。オレキシンが欠乏すると覚醒状態を適切に維持できなくなる。ヒポクレチン。

日本化学物質辞書Web

オレキシン

分子式：	C14H12N2
その他の名称：	Orexine、オレキシン、フェニルジヒドロキナゾリン、Orexin、Phenyldihydroquinazoline、3,4-Dihydro-3-phenylquinazoline
体系名：	3,4-ジヒドロ-3-フェニルキナゾリン

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睡眠用語辞典

オレキシン(おれきしん)

1998年に発見された、食欲や睡眠に関連する新しい神経伝達物質。近年、ナルコレプシーの原因として注目を集めている。別名ヒポクレチンともいう。

ウィキペディア

オレキシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/07/25 00:20 UTC 版)

オレキシン (orexin) は、1998年に発見された神経ペプチド。「食欲」を意味するギリシャ語「orexis」から、櫻井武ら研究グループが命名した。オレキシンAとオレキシンBがあり、Gタンパク質共役受容体であるオレキシン1受容体 (OX1R) とオレキシン2受容体 (OX2R) に作用する。