エディソン・ミナカワ
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エディソン・ミナカワ(Edison Minakawa)はブラジルのサンパウロ出身の柔道家。柔道審判員。日系2世。妻のミリアムはユダヤ系の柔道指導者。娘のカミラ・ミナカワは2013年にブラジルからイスラエルに帰化すると、世界選手権の57kg級で7位となった[1]。
- ^ Família Minakawa vive dia peculiar no Mundial de Judô
- ^ Edson Minakawa
- ^ IJF president officially launches WC Sao Paulo
- ^ Edson Minakawa é o 15° representante do judô brasileiro em Londres
- ^ 青3本が白3本に…海老沼の判定、ビデオで覆る 読売新聞 2012年7月29日
- ^ 旗判定、なぜ覆った? 「ジュリー」が審判に指示 朝日新聞 2012年7月29日
- ^ 海老沼の準々決勝で判定覆したIJFが声明「最終的に正しい判断」 スポーツニッポン 2012年7月29日
- ^ あの柔道3審判を謹慎処分…1日だけで解除 読売新聞 2012年7月31日
- ^ ミナカワ主審 南米では有名だった「あの人は日本人に上げない」 スポーツニッポン 2012年7月31日
- ^ 復帰直後に主審を務めた女子70kg級の田知本遥対陳飛戦では、お互いに有効2つずつ取り合って判定になった際に副審2名とともに陳飛に旗を上げたが、後半は陳飛が優勢に試合を進めていたこともあってジュリーから判定に異議が唱えられることはなかった。なお、ミナカワが旗判定の際に日本の選手に旗をあげないという指摘を裏付ける統計学的に有意なデータは提示されておらず、現状では印象論にとどまっている。但し、ロンドンオリンピック以外にも次のような出来事があった。2012年のグランドスラム・パリ70kg級決勝の田知本遥対リュシ・ドコス戦では、全体的に田知本が組み勝って試合を優勢に進めながらも、判定の際に主審のミナカワだけがドコスに旗をあげた。この時に実況していたIJFのメディアであるIppon.TVのシェルドン・フランコ=ロックスはミナカワの判断に対して、「信じられない判定だ、冗談も休み休みにしろ、この試合は副審2名によって救われた」と述べた。普段はフランスの選手が判定負けすると大きなブーイングを飛ばす傾向にある地元フランスの観衆も、この試合に関してブーイングを飛ばすことはほとんどなかった(2012年2月6日のライブ放映)。また、旗判定ではないが、2013年の世界選手権57kg級3位決定戦の山本杏対ヴロラ・ベデティ戦では、山本が寝技で攻め立てていたにもかかわらず、主審のミナカワが山本のみに指導を与えると、やはりIppon.TVのシェルドン・フランコ=ロックスが、「全く信じられない指導だ、山本が寝技で圧倒していたにもかかわらず、一体全体どうしたらこんな判断が出来るんだ」と実況した(2013年8月29日のライブ放映)。
- ^ referee rules 2014-2016
- ^ IJF Referees Ranking list 2015
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