エタール・コホモロジー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 01:24 UTC 版)
エタール・コホモロジー(étale[1] cohomology)はアレクサンドル・グロタンディークがヴェイユ予想を証明するための道具として考案したコホモロジー理論であり、位相空間上の定数係数コホモロジー、すなわち特異コホモロジーの類似になっている。エタール・コホモロジーはヴェイユ・コホモロジーの一種であるℓ進コホモロジーを構成する枠組みを与える。代数幾何学における基本的な道具の一つで、非常に多くの応用を持ち、ヴェイユ予想への貢献やフェルマーの最終定理の証明の際にも用いられた。
- 1 エタール・コホモロジーとは
- 2 エタール・コホモロジーの概要
- 3 いくつかの計算例
- 4 参考文献
- エタール・コホモロジーのページへのリンク