アルゴリズムの正当性とは? わかりやすく解説

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アルゴリズムの正当性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/19 03:03 UTC 版)

楕円曲線DSA」の記事における「アルゴリズムの正当性」の解説

ここで C {\displaystyle C} は署名検証ステップ6で得られた点とする。 C = u 1 ∗ G + u 2Q A {\displaystyle C=u_{1}*G+u_{2}*Q_{A}} 公開鍵Q A = d A ∗ G {\displaystyle Q_{A}=d_{A}*G} と定義されることより C = u 1 ∗ G + u 2 d A ∗ G {\displaystyle C=u_{1}*G+u_{2}d_{A}*G} 楕円曲線上で掛け算より C = ( u 1 + u 2 d A ) ∗ G {\displaystyle C=(u_{1}+u_{2}d_{A})*G} 署名検証ステップ4より u 1 {\displaystyle u_{1}} および u 2 {\displaystyle u_{2}} の定義を拡張すると C = ( z s − 1 + r d A s − 1 ) ∗ G {\displaystyle C=(zs^{-1}+rd_{A}s^{-1})*G} s − 1 {\displaystyle s^{-1}} を外に出して C = ( z + r d A ) s − 1 ∗ G {\displaystyle C=(z+rd_{A})s^{-1}*G} 署名ステップ6より s {\displaystyle s} の定義を拡張すると C = ( z + r d A ) ( z + r d A ) − 1 ( k − 1 ) − 1 ∗ G {\displaystyle C=(z+rd_{A})(z+rd_{A})^{-1}(k^{-1})^{-1}*G} 逆数逆数は元と同じであることと、逆数と元の積は O {\displaystyle O} であることから C = k ∗ G {\displaystyle C=k*G} r {\displaystyle r} の定義より、これは署名検証ステップ6と等しい。 これは正しく署名されメッセージ正しく検証されることのみを示しており、セキュア署名アルゴリズムであるための他の要素については考慮していない。

※この「アルゴリズムの正当性」の解説は、「楕円曲線DSA」の解説の一部です。
「アルゴリズムの正当性」を含む「楕円曲線DSA」の記事については、「楕円曲線DSA」の概要を参照ください。


アルゴリズムの正当性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 03:47 UTC 版)

Digital Signature Algorithm」の記事における「アルゴリズムの正当性」の解説

DSA署名スキームは、検証者が常に純正署名受け入れるという意味では正当である。それは以下のように証明されるg = h(p − 1)/q mod p であるとき、フェルマーの小定理より gqhp − 1 ≡ 1 (mod p) が導かれる。g > 1 かつ q が素数であるから、g は次数 q でなければならない署名者は次式を計算するs = k − 1 ( H ( m ) + x r ) mod q {\displaystyle s=k^{-1}(H(m)+xr){\bmod {\,}}q} ゆえに k ≡ H ( m ) s − 1 + x r s − 1 ≡ H ( m ) w + x r w ( mod q ) {\displaystyle {\begin{aligned}k&\equiv H(m)s^{-1}+xrs^{-1}\\&\equiv H(m)w+xrw{\pmod {q}}\end{aligned}}} g は次数 q (mod p) であるから g kg H ( m ) w g x r w ≡ g H ( m ) w y r wg u 1 y u 2 ( mod p ) {\displaystyle {\begin{aligned}g^{k}&\equiv g^{H(m)w}g^{xrw}\\&\equiv g^{H(m)w}y^{rw}\\&\equiv g^{u1}y^{u2}{\pmod {p}}\end{aligned}}} 最終的にDSA正当性は以下に示される。 r = ( g k mod p ) mod q = ( g u 1 y u 2 mod p ) mod q = v {\displaystyle {\begin{aligned}r&=(g^{k}{\bmod {\,}}p){\bmod {\,}}q\\&=(g^{u1}y^{u2}{\bmod {\,}}p){\bmod {\,}}q\\&=v\end{aligned}}}

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