アクリシオスの死
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/15 06:33 UTC 版)
後に成長したペルセウスがアルゴスに帰国したとき、アクリシオスは恐れてラーリッサに去った。あるときラーリッサの王テウタミデースは父の葬礼競技を行ったが、ペルセウスも参加するためにやって来た。しかしそこにアクリシオスもいて、ペルセウスが知らずに競技で投げた円盤がアクリシオスの足に当たり、アクリシオスは死んだ。 ヒュギーヌスによれば、アクリシオスはセリーポス島の王ポリュデクテースのところでダナエーとペルセウスが生きていることを知り、連れ戻そうとした。そこでポリュデクテースは両者を和解させたが、アクリシオスが嵐で帰国できないうちにポリュデクテースが死に、ペルセウスはポリュデクテースの葬礼競技を行ったが、ペルセウスが競技で投げた円盤がアクリシオスの頭に当って死んでしまったという。
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