余興芸者(よきようげいしや)
読み方:よきょうげいしゃ
- 妓の一技一能に秀づる者、常に出の衣裳を纏ひて場に臨み超然として神技を演ず。客の之を聞くと聞かざると見ると見ざるとは敢へて其の問ふ所に非ざるなり。之を目して白襟芸者と云ふは可、余興芸者と称するは未だし。夫れ芸術は神聖なり、豈余技ならんや。宜しく神殿に安置し賽銭を投じて之を礼拝すべし。四畳半裡の事何ぞ復た卿等の容喙を用ひん。新橋五業近く之を廃す、知らず果して不見転の勝利を祝す可きや如何。
分類 花柳界
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