みだれがみ

デジタル大辞泉

みだれがみ【みだれ髪】

読み方：みだれがみ

与謝野晶子の第1歌集。明治34年（1901）刊。奔放な情熱を歌い上げ、明治浪漫主義に大きな影響を与えた。

みだれ‐がみ【乱れ髪】

読み方：みだれがみ

ばらばらに乱れた髪。また、ひどく形のくずれた髪。

[補説] 書名別項。→みだれ髪

隠語大辞典

乱髪

読み方：みだれがみ

1. 乱紙。嬉契紙の類ならんか。大阪新町橋の四つ目屋ののれんに「みだれかみ、兜形品々」とあり。されどその下にきけいしの名も見えたれば若くは別物にや。
2. 「乱れ髪」。嬉契紙の類にて、大阪新町橋四ツ目屋ののれんに「みたれかみ、兜形品々あり」と見えたり、但練薬なり。
3. 江戸時代大阪新町の四ツ目屋で売出した催春薬の名。

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