ままかりずしとは? わかりやすく解説

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ままかりずし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 03:44 UTC 版)

ママカリ

ままかりずし(表記として「ままかり寿司」、「ままかり鮨」もあり)は岡山県瀬戸内海沿岸地域の郷土料理[1][2]

ママカリと呼ばれるサッパの酢漬けを丸めた酢飯に乗せた料理である[1][2]

岡山県ではサッパを酢漬け、刺身、塩焼きなどさまざまに調理して食している[1]。ままかりずしはそういったサッパを利用した料理の1種である[1]

日常的にも食されるが、ハレの日の御馳走として代表的な料理の1つであり、岡山の祭りや家族の祝い事には欠かせない料理である[1][2]

かつては、各家庭で作って食する料理であったが、ばらずしと同様に家庭で作られる機会は減り、料理屋で食べる料理となっている[3]

出典

  1. ^ a b c d e ままかりずし 岡山県”. うちの郷土料理. 農林水産省. 2023年8月22日閲覧。
  2. ^ a b c 日本調理科学会「〈岡山県〉 ままかりずし」『すし ちらしずし・巻きずし・押しずしなど』農山漁村文化協会〈伝え継ぐ日本の家庭料理〉、2019年、50頁。ISBN 978-4540191831 
  3. ^ 森惠子「「岡山県の食習俗-岡山県における食習俗調査報告書-」から見た岡山の郷土料理」『中国学園紀要』第14巻、中国学園大学/中国短期大学、2014年6月、107-122頁、CRID 1050001202809517824ISSN 1347-93502023年12月12日閲覧 



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