まじっく快斗とは? わかりやすく解説

まじっく快斗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 13:27 UTC 版)

まじっく快斗』(まじっくかいと)は、青山剛昌による日本漫画。『週刊少年サンデー1987年26号に初登場。その後、同年の週刊少年サンデー11月増刊号より連載化された。翌1988年8月号まで連載していたが、『週刊少年サンデー』で『YAIBA』の連載が決まったため中断。以降は不定期掲載を続けており、2024年現在も未完のままである。


  1. ^ 正規の連載作品では、関連作品である『名探偵コナン』が最長。
  2. ^ 「ブラック・スター」は「コナンVS怪盗キッド」へ、「怪盗淑女(ファントム・レディ)」は「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」に繋がっている。
  3. ^ 作者曰く、元々漫画家になった動機は、この作品を描きたかったからとのこと。
  4. ^ 黒羽快斗と工藤新一それぞれの幼馴染である中森青子と毛利蘭も非常に容姿が似ている。ただし、山口勝平が快斗と新一の2役を演じているのに対し、青子の声は藤村歩・『1412』ではM・A・Oが、蘭の声は山崎和佳奈がそれぞれ演じているため、両者の間の容姿は似ているが声は異なっている。
  5. ^ コナンや他の少年探偵団など、自分より極端に体格が小さい人物に変装するのは不可能であるが、ある条件下で子供に変装したことはある(小屋の床に穴をあけて上半身だけ出し、元太に変装したが十円はげの位置が左右反対だった為コナンに数秒で見抜かれた事がある)[2]
  6. ^ モノクルには四つ葉のクローバーのマークがあり、名字の黒羽(くろば)に由来するとみられる。
  7. ^ 噂では、インターポールとも、FBIとも、CIAとも言われているが、正確なところは不明。
  8. ^ 2020年にねんどろいどが発売された際にも、商品番号は「1412」となっている。ただし、本品は『まじっく快斗』ではなく『名探偵コナン』のキャラクター商品として発売されている。
  9. ^ 『まじっく快斗』本編ではキッドの由来として、工藤優作の提示は無い。
  10. ^ エンディングのクレジット表記は「女の子」。
  11. ^ 一度だけキッドの素顔を見るが快斗へ変装したのだと思い込んだため正体に気付くことはなかった。
  12. ^ 快斗の前では、キッドの怪盗行為を「警察に恥をかかせる為の愉快犯的な動機で、父を始めとする警察そのものを侮辱している」と非難している。そのことで快斗は青子に罪悪感を覚え、自分の目的を再認識することになる[1]
  13. ^ アニメ『まじっく快斗』のみ。
  14. ^ アニメ本編では、原作より先に姿が回想されている。
  15. ^ 容姿は金髪のカツラを被り、顔の上半分を包帯で巻いている。現場へ潜入する際は刃が引っ込む仕掛けになっている斧と血糊で警官を失神させており、盗一にはその手際を称賛されたが、その荒っぽいやり方については「私ならもっとエレガントな手段で彼ら(警官)を夢の世界へといざないますがね」と苦言を呈されている。
  16. ^ 読みは小説版『名探偵コナン 業火の向日葵』での表記に基づく。
  17. ^ クレジット表記は「ヘリパイロットA」。
  18. ^ 『名探偵コナン』において、「キッドの手下」と言われている人物の一人(老人)は寺井であり、アニメ『名探偵コナン』『まじっく快斗1412』ではこのことが明確な形で言及されている[20]
  19. ^ これ以前に2巻(1988年出版)の「ハスラーvs.マジシャン」で再登場している[19]が、未発表作品だったためサンデーには掲載されていなかった。
  20. ^ アニメ『まじっく快斗1412』では「すべては、白日の下に…」。
  21. ^ 『名探偵コナン』に登場するときはいたって普通の格好をしている[3][22]。作者によれば、『まじっく快斗』での白馬の役割はシャーロック・ホームズであったのだが、『名探偵コナン』へ出演するにあたって、ホームズはコナン(新一)であるため、イジドール・ボートルレ(ルパンシリーズ内の探偵)となってしまったとのこと。
  22. ^ 1回目は本作の4巻[21]、2回目はコナン16巻[11]、3回目は20巻[15]である。
  23. ^ 『名探偵コナン』のみの登場。
  24. ^ OVAコナンvsキッドvsヤイバ 宝刀争奪大決戦!!』ではコナンに変な目で見られていた。
  25. ^ 各国によって誕生石の月が違うため。アメリカや日本ではルビーが7月、サファイアが9月の誕生石だが、フランスではルビーが3月、サファイアが4月の誕生石である。
  26. ^ ジャック本人は、ナイトメアとしての自身を「人の心に入り込み、すべてを見透かし自在に操る、ずるがしこい悪魔」と評している。
  27. ^ ナイトメアが組む犯罪者は地元警察が手を焼いている盗賊がほとんどであり、手柄を地元警察に引き渡すという条件で、ジャック自身の発砲を揉み消していた。
  28. ^ 警官の数を数える際に、悪ふざけで機動隊員の制服を着ていた青子まで数えていたため、警備人員の数が1人多かった。自分で数を確認したのは、インターポールに見栄や対抗意識を燃やした地元警察によって、故意に数を違えて報告されるのを避けるためであった。
  29. ^ 原作とアニメ『まじっく快斗1412』では、快斗に正体と目的を知られた後も不敵な態度を崩さなかったが、アニメ『まじっく快斗』では「あと少しなんだ…!」と動揺を見せた。
  30. ^ 同作者の主人公と敵対する組織という面で共通点は存在する。ちなみに、黒の組織は、酒の名前がコードネームとして使用されており、本作の謎の組織のうち、コードネームの判明している「スネイク」「スパイダー」もカクテルなどを含めれば、酒の名前として存在している。
  31. ^ a b c d e f g ただし、これらの予告状は他者の書いた偽物である。
  32. ^ 主にED及びCパートがカットされた。
  33. ^ 列車の屋根で立っていたスネイクがトンネルで激突しても生きていたり、回転式の展望から偽キッドとともに7階以上低い隣のビルの屋上に落ちても死なかったりなど。
  34. ^ 通勤電車の案内用テレビ、電子メール、携帯電話、テレビ電話など。
  35. ^ スパイダーは第5話「運命のブルーバースデー」の最後に名前だけ登場し、その後の第7話「華麗なるライバルたち」にて初対決となる。
  36. ^ a b 作品No.は2巻収録の初期未発表作品「ハスラーvs.マジシャン」、3巻収録の番外編「刃vs.快斗!」を除いた、通しナンバーとなっている。
  37. ^ この話は翌週4月24日のアニメ『名探偵コナン』にて、「怪盗キッド誕生の秘密」として一部再編集の上で放送されている。
  38. ^ そのため、空中歩行の回ではテープレコーダーを音楽プレーヤーと言ったり、台詞も少し変更されている
  39. ^ 番組EPG及び本編中での表記。公式サイトでは「蘇る怪盗」。
  40. ^ 次回予告、番組EPG及び本編中での表記。公式サイトでは「ブルーバースデー」。
  41. ^ 次回予告、本編中及び公式サイトでの表記。番組EPGでは「KID・コナンの龍馬お宝イリュージョン」。
  42. ^ うち福井放送はNNS/ANNのクロスネット局だが、大半の時間帯がNNN/NNS系列主体の番組編成である。
  43. ^ 遅れネットの大分県および、NNS系列局が所在しない佐賀県宮崎県沖縄県を除く。
  44. ^ 作者の青山は「実は新一のことをマークしてたんです(笑)。で、新一がいなくなってコナンが現れたから、あれが新一に違いないとあたりをつけたってことにしておきましょう!(笑)」と述べている[34]
  45. ^ 劇場版第10作『探偵たちの鎮魂歌』には白馬も登場しているが、実際はキッドの変装。
  46. ^ 少年サンデーブックス『名探偵コナンVS怪盗キッド完全版』では「最初の対決〈ファースト・コンタクト〉」として収録。
  47. ^ 名前のみ登場。
  48. ^ a b c 確実に寺井と同定できるシーンが存在。台詞はなし。
  49. ^ 怪盗キッドのイメージのみ登場。
  50. ^ アニメ『名探偵コナン』第76話のクレジット名は「怪盗キッド」だが、黒羽快斗としての姿で中森青子と共に登場。黒羽快斗としてクレジットされたのは第473話が最初である。
  51. ^ 確実に寺井と同定できるシーンが存在。原作では「え?」とだけ言葉を発しているが、アニメ『名探偵コナン』では台詞はなし。
  52. ^ 「怪盗淑女(ファントム・レディ)」名義でイメージのみ登場。このエピソードで怪盗淑女の設定が初登場。
  53. ^ a b 実際に登場したのは他者による変装。
  54. ^ ある人物が出した声と怪盗キッドのイメージのみ登場。
  55. ^ イメージのみ登場。
  56. ^ 『コナン』に、『YAIBA』の沖田総司や鉄美智子が登場(いずれも剣道を得意とする服部平次およびその母親・服部静華の試合相手として登場)[35][36]。ただし、カメオ出演のため、『YAIBA』と同一の設定かは不明。YAIBA#名探偵コナンも参照。
  57. ^ 原作で紅子が魔法を発動させるシーンも『コナン』では削除されたが、その後の『まじっく快斗DVD』・『まじっく快斗1412』では再び登場している。



まじっく快斗

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スピンオフ作品の一覧」の記事における「まじっく快斗」の解説

名探偵コナン』の登場人物黒羽快斗怪盗キッド)を主人公とした作品正確に『まじっく快斗』のほうが先に執筆・連載されたが、『YAIBA』の連載開始に伴い『まじっく快斗』不定期連載となる。そして『YAIBA』の連載終了後、『名探偵コナン』の連載開始された。作品世界同一為にスピンオフという扱いになっているが、実質は『快斗』の方が先行作品

※この「まじっく快斗」の解説は、「スピンオフ作品の一覧」の解説の一部です。
「まじっく快斗」を含む「スピンオフ作品の一覧」の記事については、「スピンオフ作品の一覧」の概要を参照ください。

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