まじかる☆タルるートくん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/24 08:18 UTC 版)
『まじかる☆タルるートくん』は、江川達也の日本の漫画作品[1]。集英社の『週刊少年ジャンプ』に読み切り作品として発表された後、1988年49号から1992年40号まで連載された。単行本は全21巻、ワイド版全16巻、集英社文庫全14巻が発売されている。1991年には、Vジャンプで『まじかる☆たるるくん』のタイトルで読み切りの4コマ漫画作品も描かれている。2020年11月時点で累計発行部数は1260万部を突破している[2]。
注釈
- ^ りあや伊知川、寧代等、タルるートの事を「タル」と呼ぶ女性キャラもおり、「タルちゃん」と呼ぶ男性キャラも稀にいる。
- ^ 例外として、大運凶やパワーアップルジュースや自身の身体の大きさを変える魔法などはこの限りではない。
- ^ 原作の初期の頃は髪形が異なるが、テレビシリーズでは初回から原作中盤以降と同じ髪型になっている。
- ^ 「じゃば夫たちのいじめなどが原因で小4までは学校を休みがち」「小学校低学年時代に、じゃば夫に肩を叩かれただけで、ビビッて小便を漏らした上に学校を1ヵ月も休む」「公園の砂場でじゃば夫と相撲をとって、投げられた際にも小便を漏らして泣いており、同じ場所に居合わせた、伊知川にもその光景を目撃されている。伊知川はこのことを忘れていたが、6年時に休み時間に相撲をしていたじゃば夫がこの話を持ちだし、同時に伊知川も思い出して、からかわれている」これらのトラウマに加え、伊知川やじゃば夫とケンカをしたときは大抵、相手側が先にケンカを仕掛けて来たにも拘らず、ろくに言い分も聞いてもらえないまま半ば一方的に伊代菜から嫌われたり、大綾から叱られるという理不尽な仕打ちを受けることもしばしばある。
- ^ 本丸たちが通う学校の小学生たちが得意技を魔法で強力にして戦う異種格闘技戦。
- ^ 伊代菜のゲームだけ売れてなかった。
- ^ 正反対な性格である右軍治に激怒されながらリンチを受けていた。
- ^ 原作では単に本丸が伊代菜と話しているのが気に入らないからという理由だったが、テレビシリーズではこれまでの多くの勝負に負けたことを突然思い出したことによる怒りも加わったため。
- ^ この狸はテレビシリーズでは第81話に登場した。原作とは異なり、虐待した無気がテレビシリーズに登場しないため、「飼い主から虐待を受けて逃げてきた」だけの設定に変更されている。
- ^ 但し、タルが使った場合その寿命は10分。
- ^ 「纏足」の洒落。
- ^ 身体能力が上がったり精神面にも影響が出るらしく、例として挙げると、伊知川が飲んだ時には伊代奈にときめく場面が描かれた。テレビシリーズでは、女性の時にはできなかったバレーの打球を受けている。
- ^ 本丸が山から帰ってくるタイミングも原作とテレビシリーズでは異なり、後者では武闘会が開催されることが決定した時に本丸はその場にいなかったため、戻ってくるまでのやり取りが変わっている(寧蔵は翌日に開催すると宣言した原作と違い、本丸が山から帰ってくる間の1か月を待った設定になっている)。
- ^ 1979年4月から1980年3月まで。
- ^ 放送終了後の1993年1月26日、2月2日にも2話分の再放送も実施[10]。
- ^ 1991年10月1日の開局前のサービス放送期間中に放送を開始。
出典
- ^ “「まじかる☆タルるートくん展」江川達也の還暦を祝し、11月10日より墓場の画廊で開催”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月25日) 2021年10月26日閲覧。
- ^ “漫画『まじかる☆タルるートくん』は後半がすごい? 激闘バトル、主人公の成長、そして死……ただのギャグ漫画と侮ることなかれ【Kindle Unlimitedおすすめ】”. ファミ通.COM. (2020年11月29日) 2021年1月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 佐野亨 『アニメのかたろぐ 1990-1999』 河出書房新社、2014年5月30日初版発行、20頁、ISBN 978-4-309-27493-5
- ^ ただし常時満点という程ではなく、テレビシリーズでは90点以下を取った時がある。
- ^ DVD-BOX3におけるインタビューより。
- ^ 『富山新聞』1992年4月5日付朝刊、テレビ欄。
- ^ a b c d e f 『アニメディア』1992年1月号 「TV STATION NETWORK」 97 - 99頁。
- ^ a b c d e 「TV STATION NETWORK」『アニメディア』1993年3月号、学研、111 - 113頁。
- ^ 『北國新聞』1991年4月2日 - 1993年1月12日付各朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1993年1月26日、2月2日付各朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1991年9月29日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1991年2月11日付朝刊17面、1993年1月12日付朝刊、テレビ欄。
- ^ コミックナタリー: “「まじかる☆タルるートくん」放送開始から30周年を記念し、DVD全3巻が新価格で登場” (2020年9月2日). 2021年11月18日閲覧。
- ^ まじかる☆タルるートくん DVD COLLECTION
- ^ マイウェイ出版『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』2018年10月10日発行、ISBN 978-4-86511-985-5、54ページ
- ^ “「メガドライブミニ2」収録タイトル「まじかる☆タルるートくん」を発表。「タルるートくん」の世界感が楽しめるアクションゲーム”. GAME Watch. 株式会社インプレス (2022年6月3日). 2022年8月20日閲覧。
- ^ M.B.MOOK『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド』ISBN 978-4-86640-025-9、34ページ
- ^ [1]
- ^ “「まじかる☆タルるートくん」の後日談をVRでリメイク”. PANORA VIRTUAL REALITY JAPAN. (2016年1月18日) 2016年8月10日閲覧。
- ^ “<まじかる☆タルるートくんREBOOT>完成披露イベントを行いました!”. DoubleL. (2019年5月27日) 2020年3月11日閲覧。
- ^ 江川達也『"全身漫画"家』光文社新書。
- ^ “"タルるートくん"を人工知能化!!”. PR TIMES (2016年12月12日). 2024年6月11日閲覧。
- 1 まじかる☆タルるートくんとは
- 2 まじかる☆タルるートくんの概要
- 3 あらすじ
- 4 登場人物
- 5 タルるートの魔法アイテム
- 6 アニメ
- 7 関連商品
- 8 備考
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