まおゆう魔王勇者
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『まおゆう魔王勇者』（まおゆうまおうゆうしゃ、Archenemy and Hero）は、橙乃ままれによる日本のファンタジー小説作品。2ちゃんねるに投稿された即興小説をほぼそのまま書籍化するという形式で、エンターブレインより2010年12月から2012年12月までシリーズ刊行が行われた。2013年1月時点で原作書籍の累計部数は60万部を[3]、関連コミカライズを含めたシリーズ累計部数は220万部をそれぞれ突破している[3][4]。
注釈
- ^ 正式には魔王に扮したメイド姉に授けたものだが、冬寂王の保護を得るためにも必要な理由だと魔王に授けたことにした。
- ^ 勇者と共にいたメンバーが、旅を続ける毎に自身同様の人間離れした力を身に付けだしたことに気付き、「自分同様の力を持つと周囲の人間との力の差に孤立してしまう」と判断したのが離脱した理由で、真意を汲んだ執事は、自身たちの不甲斐なさを悔むと同時に、今まで守ってもらったことに感謝していた。
- ^ 賢者としてもあくまで魔法の師であり、勇者に外の世界の現状などは教えておらず、たまに連れて行くとしても富裕層の社交場くらいしか連れていかなかった。
- ^ 聖鍵遠征軍の中でも練度も装備も最高のはずだったが、開門都市内で堕落し過ぎて訓練も怠った結果、練度が下がりきり、さらに司令官の無能な指揮により大勢の兵を失い敗北した。また、勇者が魔族軍と対峙させるタイミングを量るために幻術で迷わせたりして体力を消耗させたのも原因。
- ^ 勇者に「殺す気はなかったこと」も、闘いが長引いた原因。
- ^ 魔王としては説得で収めたかったが、勇者曰く「信念を持っている者に説得は無理だ」とし、せめて武人として誇りある死を贈らせることにした。
- ^ 『狼と香辛料』の本放送当時はJVCエンタテインメント。
- ^ ポニーキャニオン、クロックワークス、ムービック、エンターブレイン、フライングドッグ、角川書店、ジェンコ、アニマックスブロードキャスト・ジャパン、ドコモ・アニメストア。
- ^ スカパー!（BS放送）、スカパー!プレミアムサービス、スカパー!プレミアムサービス光にて。
出典
- ^ a b c d e f 石井ぜんじ / 太田祥暉 / 松浦恵介『ライトノベルの新・潮流 黎明期→2021』スタンダーズ、2022年1月1日、191-192頁。ISBN 978-4-86636-536-7。
- ^ 『このライトノベルがすごい！2012』宝島社、2011年12月3日、160頁。ISBN 978-4-7966-8716-4。
- ^ a b “橙乃ままれ公式サイト”. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “ライトノベルのシリーズ累計発行部数”. ラノベニュースオンライン. 2022年4月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w “まおゆう魔王勇者”. アニメハック. 2023年4月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag “まおゆう魔王勇者”. allcinema. 2023年5月31日閲覧。
- ^ 『まおゆう魔王勇者』第1巻解説。
- ^ “まおゆう魔王勇者 1 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る！」”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 2 忽鄰塔の陰謀”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 3 聖鍵遠征軍”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 4 この手でできること”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 5 あの丘の向こうに”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 5 あの丘の向こうに 特装版”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 外伝 エピソード1 楡の国の女魔法使い”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 外伝 エピソード0 砂丘の国の弓使い”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 外伝 エピソード2 花の国の女騎士”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ a b “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 18（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 1（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 2（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 3（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 4（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 5（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 6（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 7（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 8（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 9（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 10（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 11（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 12（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 13（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 14（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 15（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 16（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 17（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者-丘の向こうへ- 1（漫画）”. 秋田書店. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者-丘の向こうへ- 2（漫画）”. 秋田書店. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者-丘の向こうへ- 3（漫画）”. 秋田書店. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者-丘の向こうへ- 4（漫画）”. 秋田書店. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者-丘の向こうへ- 5（漫画）”. 秋田書店. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者-丘の向こうへ- 6（漫画）”. 秋田書店. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者-丘の向こうへ- 7（漫画）”. 秋田書店. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者-丘の向こうへ- 8（漫画）”. 秋田書店. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 1（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 2（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 3（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 3 特装版（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 4（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 5（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 6（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 7（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 8（漫画）”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう4コマ 向いてませんよ、魔王様 1”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう4コマ 向いてませんよ、魔王様 2”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう4コマ 向いてませんよ、魔王様 3”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い 1（漫画）”. 講談社. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い 2（漫画）”. 講談社. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い 3（漫画）”. 講談社. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い 4（漫画）”. 講談社. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い 5（漫画）”. 講談社. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い 6（漫画）”. 講談社. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い 7（漫画）”. 講談社. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者コミックアラカルト〜冬越し村活動報告書〜”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者コミックアンソロジー”. 秋田書店. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “マジキュー4コマ まおゆう魔王勇者 1”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “マジキュー4コマ まおゆう魔王勇者 2”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “まおゆう魔王勇者 完全設定資料集”. KADOKAWA. 2022年12月6日閲覧。
- ^ 石井ぜんじ / 太田祥暉 / 松浦恵介『ライトノベルの新・潮流 黎明期→2021』スタンダーズ、2022年1月1日、253頁。ISBN 978-4-86636-536-7。
- ^ “TVアニメ『まおゆう魔王勇者』、制作スタッフを公開! 監督は高橋丈夫氏”. マイナビ (2012年8月10日). 2013年1月18日閲覧。
- ^ “［注目アニメ紹介］「まおゆう魔王勇者」 魔王と勇者が協力する異色ファンタジー”. マイナビ (2013年1月4日). 2013年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月18日閲覧。
- ^ “テレビアニメ『まおゆう魔王勇者』放送直前イベント“駄肉祭”イベントオフィシャルリポート”. ファミ通.com (2012年12月29日). 2013年1月28日閲覧。
- ^ “朗読劇“まおゆう魔王勇者”開催、迫真の演技に涙が出まくり”. KADOKAWA. 2015年1月31日閲覧。
- ^ “公演が終わって”. m2lade JAM (2012年2月21日). 2013年4月17日閲覧。
- ^ “駄肉祭オフィシャルレポート！”. 「まおゆう魔王勇者」TVアニメ公式サイト (2013年1月29日). 2013年4月17日閲覧。
- ^ テレビアニメ『まおゆう魔王勇者』の放送直前イベント“駄肉祭”詳細リポート ファミ通.com 2013年1月29日、2015年1月31日。
- ^ “朗読劇開催概要発表！”. 「まおゆう魔王勇者」TVアニメ公式サイト (2013年3月14日). 2013年4月17日閲覧。
- ^ 『まおゆう』2度目となる朗読劇で、戸松遥さん演じるメイド姉の迫真の“人間宣言”がホールに響き渡る!! パッケージ発売情報も併せてお届け！ アニメイトTVニュース 2013年11月11日、2015年1月31日。
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